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千葉県の蓄電池・太陽光の補助金【2026年度】54市町村の一覧

千葉県の蓄電池の補助は市町村に申し込む。蓄電池7万円〜14万円・太陽光パネルの補助は19市町。54市町村の額と申し込む時期

千葉県の蓄電池の補助は、54市町村すべてにあります。額は多くの市町村で上限7万円、6つの市町は14万円です。

申し込む先は、住んでいる市町村です。千葉県は市町村にお金を出していて、県に直接申し込む補助はありません。

屋根に太陽光パネル、外壁のそばに家庭用蓄電池を設置した戸建て住宅
この記事の答え
  • いくら … 蓄電池は多くが上限7万円(14万円は6市町)。太陽光パネルの補助があるのは19市町だけ
  • いま使える … 54市町村とも、蓄電池の補助を終えたという知らせが無い(10月21日時点)。54市町村の早見表で分かる
  • 蓄電池だけ … 太陽光がもう付いている家は、蓄電池だけ足しても出る。太陽光が無い家は、ほぼすべての市町村で出ない
  • どうやって … 工事の前に申し込む市町村(33)と、工事のあとに申し込む市(21)がある

大手メーカーで電池開発に長年携わってきた筆者が、県のページと予算案、54市町村の公式のページ(要綱が見つかったところは要綱も)を、2026年10月21日に読んで確かめました。

蓄電ラボ管理人

この記事を書いた人

蓄電ラボ管理人

大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事。さまざまな機器の電池設計・評価で培った知見をもとに、家庭用蓄電池と太陽光発電の経済性を中立的な立場で解説しています。

目次

千葉県の蓄電池・太陽光の補助金はいくら?

千葉県の市町村の蓄電池の補助は、多くが上限7万円です。54市町村のうち46市町村が7万円で、酒々井町・多古町・東庄町・白子町・大多喜町・木更津市の6市町は14万円です。

図1|千葉県の市町村の、蓄電池の補助(2026年度)

54市町村すべて蓄電池の補助
上限7万円46市町村
上限14万円6市町
上限10万円鎌ケ谷市
7万円+5万円流山市
(太陽光が付いている家)
条件多くは、家に太陽光が付いていること
(前から付いているものでよい)
申し込む先住んでいる市町村

出典=54市町村の公式のページ(表2)。

県に直接申し込む補助は無い

千葉県の住宅用の補助(千葉県住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金)は、県が市町村に出すお金です。県のページには、こう書かれています。

県民の皆様の申請窓口は、補助事業を実施している各市町村になります。(直接、県から設置される方への補助金の交付は行っておりません。)

千葉県「再生可能エネルギー・省エネルギー設備の支援情報(住宅用)」

図2|千葉県の住宅用の補助の、お金の流れ

千葉県
補助をしている市町村に、補助金を出す
家には直接は出さない
市町村
額と条件を、それぞれの要綱で決める
申し込み家の人は、住んでいる市町村に申し込む
家
市町村から、補助を受け取る

※県のお金は、市町村の補助の中に入っています。県が1件あたりいくらを出しているかは、県のページに書かれていません。出典=県の支援情報のページ・県の令和8年度の予算案(p.211)。

個人が別に県へ申し込むものはありません。県の2026年度の当初予算案では、この補助に5億3,900万円が計上され、「県補助は市町村を通じて実施」と書かれています。

額と条件は、市町村がそれぞれの要綱で決めます。そのため、同じ千葉県でも、市町村によって額や申し込み方が違います。

蓄電池の額が7万円でない市町

表1|蓄電池の補助の上限が、7万円でない市町

市町上限補足
木更津市14万円2025年度は7万円
酒々井町14万円太陽光が前からあるか、新築と同時
多古町14万円
東庄町14万円
白子町14万円
大多喜町14万円太陽光と同時に付けてもよい
鎌ケ谷市10万円2026年度に着工した分
流山市7万円+5万円申し込むときに太陽光が付いていれば、5万円を足す

※1軒あたりの上限です。出典=表2の市町村名から、それぞれのページへ。

国の交付金を使う、額の大きい別の補助がある市もあります。流山市(蓄電池は費用の1/3・上限37.6万円。

同じ補助で太陽光と一緒に付ける)と、匝瑳市(決まった地区だけ・費用の3/4・上限100万円)、市川市(妙典の地区だけ)です。地区や条件が狭いので、当てはまるかは市のページで確かめてください。

太陽光パネルの補助は19市町だけ

県のお金の対象は、蓄電池・エネファーム・窓の断熱・電気自動車・V2Hなどで、太陽光パネルは入っていません(県の支援情報のページ)。太陽光パネルの補助は、54のうち19市町にあります。

額は1kWあたり1万〜7万円で、上限は3万〜35万円です(地区だけの別の補助を除く)。多くの市町に「蓄電池かHEMSと一緒」「売電の契約(FIT)」「すでに建っている家だけ」などの条件があります。

市川市・船橋市・柏市・鎌ケ谷市は、2026年度の太陽光の分の受付を終えました(2026年10月21日時点)。太陽光パネルを安く付ける県の共同購入は、よくある質問にまとめました。

国の蓄電池の補助は?

国の家庭用の蓄電池の補助(SII の DR 補助金)は、SII のページに「2026年5月29日(金)に交付申請額の合計額が予算に達したことを確認したため、公募は終了しました。」とあります。

いま国の制度で、蓄電池にお金が出るものとして見つかったのは、窓などの断熱の工事と一緒にする「みらいエコ住宅2026」(蓄電池は1戸96,000円)だけです(国土交通省のページ)。

国と全国の補助は、蓄電池の補助金の全国版で比べられます。

蓄電ラボ管理人

蓄電池の補助は、多くの市町村で7万円です。県の共同購入のページは、10kWhの蓄電池の市場価格を約239万円としています。

補助の額よりも、見積もりの差のほうが大きくなることがあると感じました。

額は市町村でほぼそろっていますが、受付の残りは市町村で違います。

住んでいる市町村の補助は、いま受け付けている?

54市町村とも、蓄電池の補助は2026年10月21日時点で、受付を終えたという知らせがありませんでした。ただし、どの市町村も予算に達すると締め切ります。

54市町村の早見表

受付の状況は、2026年10月21日時点です。予算に達すると締め切られるので、申し込む前に、市町村名のリンクから公式のページを見てください。地域ごとに分けたので、住んでいる地域を開いてください。

表2|54市町村の蓄電池・太陽光の補助(2026年10月21日時点)

千葉市・市原・葛南(7)千葉市・市原市・市川市・船橋市・習志野市・八千代市・浦安市
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
千葉市7万円1kWあたり1万円・上限4.5万円すでに建っている家。蓄電池かV2Hが付いていること工事のあと原則、引渡しから2か月以内
市原市上限7万円1kWあたり2万円・上限9万円新築は対象外。HEMSか蓄電池などが付いていること工事のあと2027年2月26日まで
市川市7万円妙典の地区だけの別の補助もある1kWあたり5万円・上限22.5万円市内の事業者が付けたとき工事のあと太陽光は受付終了
船橋市7万円1kWあたり1.5万円・上限6万円蓄電池かHEMSと一緒。売電の契約(FIT)工事のあと太陽光は受付終了
習志野市上限7万円—工事のあと
八千代市7万円—工事の前着工の14日前までに
浦安市上限7万円—工事のあと
東葛飾(6)松戸市・野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ケ谷市
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
松戸市上限7万円1kWあたり2万円・上限6万円すでに建っている戸建て工事のあと
野田市上限7万円—工事のあと
柏市上限7万円1kWあたり7万円・上限35万円FITを使わない。蓄電池かV2Hと一緒工事のあと太陽光は受付終了
流山市7万円太陽光が付いていれば5万円を足す。市内の事業者から買って付けるすでに建っている家は1kWあたり2.5万円・上限10万円新築は1.5万円・上限6万円。市内の事業者工事のあと
我孫子市上限7万円1kWあたり2万円・上限8万円すでに建っている家。HEMSか蓄電池が付いていること工事の前契約のあと、工事の前に
鎌ケ谷市上限10万円2026年度に着工した分1kWあたり1万円・上限3万円売電の契約(FIT)工事のあと太陽光は受付終了
印旛(9)成田市・佐倉市・四街道市・八街市・印西市・白井市・富里市・酒々井町・栄町
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
成田市上限7万円1kWあたり2万円・上限9万円すでに建っている家。蓄電池かHEMSと一緒。売電の契約(FIT)工事のあと
佐倉市上限7万円1kWあたり1.5万円・上限6万円すでに建っている家。HEMSか蓄電池が付いていること工事のあと
四街道市上限7万円—工事のあと
八街市上限7万円—工事のあと
印西市上限7万円—工事のあと
白井市上限7万円—工事のあと
富里市上限7万円—工事の前交付決定まで2〜3週間ほど
酒々井町上限14万円太陽光が前からあるか、新築と同時1kWあたり3万円・上限6万円新築の家だけ。HEMSか蓄電池と一緒工事の前
栄町上限7万円—工事の前
香取・海匝(7)銚子市・旭市・匝瑳市・香取市・神崎町・多古町・東庄町
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
銚子市上限7万円市の「そらいろラボ」に入る(費用なし)1kWあたり1万円・上限5万円すでに建っている家工事の前
旭市上限7万円—工事の前工事の30日前までに
匝瑳市上限7万円決まった地区だけの別の補助もある1kWあたり2万円・上限9万円新築は上限4万円。売電の契約(FIT)。HEMSが付いていること工事の前
香取市上限7万円1kWあたり2万円・上限4万円すでに建っている家は、蓄電池かHEMSと一緒工事の前原則、着工の10日前までに
神崎町上限7万円太陽光と1つの契約で同時のときだけ1kWあたり1万円・上限4万円蓄電池と同時。売電の契約(FIT)工事の前2026年度の案内が町のページに無い
多古町上限14万円1kWあたり2万円・上限9万円売電の契約(FIT)。すでに建っている家は、HEMSか蓄電池と一緒工事の前
東庄町上限14万円1kWあたり4万円・上限8万円売電の契約(FIT)工事の前
山武・長生(13)東金市・山武市・大網白里市・九十九里町・芝山町・横芝光町・茂原市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
東金市上限7万円—工事のあと
山武市上限7万円—工事の前
大網白里市上限7万円—工事のあと
九十九里町上限7万円—工事の前
芝山町上限7万円—工事の前
横芝光町上限7万円—工事の前
茂原市上限7万円太陽光の電気の契約者が、申し込む人と同じ—工事の前
一宮町上限7万円—工事の前
睦沢町上限7万円—工事の前
長生村上限7万円—工事の前
白子町上限14万円—工事の前
長柄町上限7万円—工事の前
長南町上限7万円—工事の前
夷隅・安房・君津(12)勝浦市・いすみ市・大多喜町・御宿町・館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町・木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市
市町村蓄電池太陽光申し込む時期
勝浦市上限7万円—工事の前
いすみ市上限7万円—工事の前
大多喜町上限14万円太陽光と同時に付けてもよい—工事の前購入・契約の前に
御宿町上限7万円—工事の前
館山市上限7万円—工事のあと
鴨川市上限7万円—工事の前交付決定まで14日ほど
南房総市上限7万円1kWあたり2万円・上限9万円HEMSか蓄電池が付いているか、同時に付ける工事の前
鋸南町上限7万円—工事の前
木更津市上限14万円—工事の前
君津市上限7万円—工事のあと
富津市上限7万円—工事の前
袖ケ浦市上限7万円—工事の前

※金額は1件(1軒)あたりです。蓄電池の補助は、ほぼすべての市町村で、家に太陽光が付いていること(前から付いているものでよい)が条件です。違うところだけ、蓄電池の下に書きました。「—」は、太陽光パネルの補助が無いか、見つからなかったところです。蓄電池の補助は、2026年10月21日に54市町村とも、受付を終えたという知らせがありませんでした(予算に達すると締め切られます)。神崎町は、2026年度の案内が町のページにありませんでした。窓口に持って行くか・郵送でよいか、県の0円ソーラーで付けた設備が対象になるかなどは、表に書いていません(本文とよくある質問に)。出典=54市町村の公式のページ。

申し込む前に、予算を確かめたい市町村

予算の残りを公表している市町村のうち、少なくなっていたのは次の6つです。

予算の残りが少なかった市町村(2026年10月21日に確認)
  • 八千代市 … 予算の残りは約6%(10月16日現在)
  • 銚子市 … 蓄電池などの枠の残りは34.5万円(10月20日時点)
  • 長生村 … 予算120万円のうち、残りは28.1万円(10月1日現在)
  • 香取市 … 蓄電池の残りの受付は10件ほど(10月21日の更新)
  • 木更津市 … 予算の残りは約22%(10月20日時点)
  • 袖ケ浦市 … 予算の残りは約30%(10月1日時点)

残りを公表していない市町村も多くあります。印西市は「電話で予算残額をご確認の上、申請を行ってください。」と案内しています。

神崎町は、2026年度の案内を町のページで見つけられませんでした。申し込む前に、町に聞いてください。

住宅の玄関先で、施工会社のスタッフが住人に蓄電池の設置場所を説明している様子

自分の市町村の額と申し込む時期が分かったら、見積もりで値段を確かめます。

補助を使うと、いくらで付く?

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※工事の前に申し込む市町村では、交付決定のあとに工事をします

太陽光がもう付いている家は、蓄電池だけで補助が出る?

出ます。千葉県の市町村の蓄電池の補助は、ほとんどが家に太陽光が付いていることを条件にしていて、前から付いている太陽光でもかまいません(神崎町を除く)。

多くの市町村が、要綱に「接続する住宅用太陽光発電設備は、新設・既設を問わない」と書いています(船橋市・市原市・木更津市など)。

卒FIT(売電の買い取りの期間が終わった)の家を、対象から外している市町村は見つかりませんでした。鎌ケ谷市・袖ケ浦市などは、前からの太陽光でよいとはっきり書いていないので、市に確かめてください。

図3|家の太陽光ごとの、蓄電池の補助

いま太陽光が前から付いている
→蓄電池だけで補助が出る

前からの太陽光を示す書類(売電の明細など)を出します。神崎町は出ません。

いま太陽光が無く、太陽光と一緒に付ける
→蓄電池の補助が出る

太陽光パネルの補助もある市町なら、両方を申し込めることがあります(表2で確かめる)。

いま太陽光が無く、蓄電池だけ付けたい
→ほぼすべての市町村で出ない

流山市は、蓄電池の7万円に太陽光の条件を付けていない書き方です。市に確かめてください。

太陽光が無い家は、蓄電池だけでは出ない

太陽光が無い家が蓄電池だけを付けると、53市町村のふだんの補助では、条件に当てはまりません。蓄電池と太陽光を一緒に付けるか、太陽光を付けてから蓄電池を足すことになります。

流山市だけは、リーフレットの蓄電池の7万円に、太陽光の条件が付いていません(太陽光が付いていれば5万円を足す)。市内の事業者から買って付けることが条件です。太陽光の無い家で出るかは、市に確かめてください。

神崎町は、太陽光と同時のときだけ

神崎町の要綱は、蓄電池について「太陽光発電システム…と合わせた1つの契約であること。」としています。前からの太陽光に蓄電池だけを足しても、町の補助は出ません。

前からの太陽光を示す書類

前からの太陽光は、書類で示します。市町村が挙げているのは、売電の明細・電力会社との特定契約の書類・接続契約のご案内・保証書・太陽光パネルが写った家の写真などです(千葉市・浦安市・旭市・流山市など)。

どれを出すかは、市町村ごとに違います。売電の明細は、売電の額が0円でもよいとしている市があります(八千代市・館山市・大網白里市)。蓄電池より前の日付の明細を求める市町もあります(香取市・栄町)。

太陽光の補助と蓄電池の補助を、両方もらえる市町

太陽光パネルの補助がある19市町のうち、2026年度の受付を終えていない15市町では、条件に合えば両方を申し込めます。

太陽光の補助は「蓄電池かHEMSと一緒」が条件の市町が多く、蓄電池と同時に付ける家に向いた形です(成田市・市原市・佐倉市など)。

蓄電ラボ管理人

太陽光がもう付いている家なら、蓄電池だけでも市町村の補助が使えます。

卒FITのあとに蓄電池を考える家には、使いやすい形だと思いました。

前からの太陽光に蓄電池を足すときの、付けられる機種と費用の目安は、太陽光に蓄電池を後付けできるかを書いた記事にまとめています。

いまの太陽光に合う蓄電池と値段は、見積もりで確かめます。

いまの太陽光に合う蓄電池は、いくら?

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※工事の前に申し込む市町村では、交付決定のあとに工事をします

申し込むのは工事の前? 工事のあと?

市町村で逆です。工事のあとに申し込むのが21市(千葉市・船橋市・松戸市・柏市など)、工事の前に申し込むのが33市町村(八千代市・木更津市・茂原市と、16町1村すべてなど)です。

工事の前に申し込む市町村で、交付決定より先に工事を始めると、補助の対象になりません。

表3|申し込む順番の、2つの形

順番工事のあと
(21市)
工事の前
(33市町村)
1工事申請工事を始める前
2引渡し・支払い交付決定の通知が届く
3申請工事のあと工事・支払い
4審査のあと、振り込み実績報告のあと、振り込み

※54市町村の公式のページ(要綱が見つかったところは要綱)から、多くの市町村に共通する順番をまとめました。どの市町村がどちらかは、表2の「申し込む時期」で分かります。契約の時期の決まりは市町村で違い、我孫子市は契約のあと・工事の前に、大多喜町は購入・契約の前に申し込みます。

工事の前の市町村は、何日前までに?

工事の前に申し込む市町村の中には、日数を決めているところがあります。八千代市は着工の14日前まで、香取市は原則10日前まで、旭市は30日前までです。

申し込んでから交付決定までは、富里市がおおむね2〜3週間、鴨川市・南房総市が2週間ほどです。工事の日は、交付決定の通知が届いてから決めると確実です。

工事のあとの市にも、期限がある

工事のあとに申し込む市も、いつでもよいわけではありません。千葉市は、原則として引渡しから2か月以内です。多くの市は、申請の受付を2027年2月末ごろまでとしています。

工事のあとに申し込む市の多くは、申し込んだ順に受け付けます(予算を超えた日の分は、抽選にする市もあります)。工事が終わる前に予算に達することもあるので、市のページで残りを見ながら進めてください。

申請は自分で? 会社に任せる?

業者が代わりに申請することを認めている市が多くあります(千葉市・船橋市・八千代市・習志野市・市原市など)。郵送では受け付けず、窓口に持って行く市町村もあります(木更津市・白井市・栄町・横芝光町など)。

申請する人と、契約や領収書の名前を同じにするよう決めている市町もあります(東金市・館山市・銚子市・大多喜町・御宿町など)。

補助金の申請書類を自分で用意する場合と、施工会社に任せる場合を並べたイラスト
会社に頼むときに聞いておく4つ
  1. 住んでいる市町村が、工事の前と後のどちらに申し込むかを知っているか
  2. 交付決定の前に、工事の日を入れないか
  3. 契約書・型番・写真・前からの太陽光の書類を、そろえてもらえるか
  4. 申請を手伝ってもらうのに、追加の費用がかかるか

流山市の蓄電池と、市川市の太陽光は、市内の事業者が付けることが条件です。この2市に住む人は、契約の前に、会社が市内の事業者かを確かめてください。

蓄電ラボ管理人

隣どうしの船橋市(工事のあと)と八千代市(工事の前)で、申し込む順番が逆なのは意外でした。

隣の市の話を、そのまま当てはめないほうがよいと思います。

頼む会社がまだ決まっていないなら、一括見積もりのグリエネで、条件に合う会社を紹介してもらえます。全国約450社の販売施工会社から選ぶサービスです(2026年10月時点・グリエネ)。

申し込むと、まずグリエネの事務局から電話かメールで連絡が来て、そのあと紹介された会社とやりとりします。

グリエネで頼むときの2つ
  1. 事務局から連絡が来たら、住んでいる市町村の補助を使いたいと伝える
  2. 紹介された会社に、工事の前に申し込む市町村かを確かめてから、工事の日を決める

蓄電ラボで実際に申し込んだときは、約50分で、事務局から電話とメールの両方が来ました。申し込みから取り消しまでの記録は、グリエネの評判の記事にあります。

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※工事の前に申し込む市町村では、交付決定のあとに工事をします

よくある質問

県の補助と市町村の補助は、両方もらえる?

千葉県の住宅用の補助は、市町村の補助の中に入っています。個人が別に県へ申し込む補助はありません。多くの市町村は、蓄電池について「県の他の同種の補助金」と重ねて受けないことを条件にしています。

県の共同購入「みんなのおうちに太陽光」は?

補助金ではなく、まとめて買って値引きを受ける仕組みです。2026年度の参加登録は12月15日までで、登録しても契約の必要はありません。太陽光パネルが付いている家は、蓄電池だけのプランも選べます(10kWhの例で1,600,500円・税込・県のページ)。

市町村の補助と一緒に使える市(松戸市・市川市・市原市・八千代市・習志野市など)と、使えない市町(船橋市・神崎町、匝瑳市の太陽光の補助)があります。

県の初期費用0円のリース(0円ソーラー)は?

初期費用0円で太陽光と蓄電池をセットで付け、月々の料金を払う形です。県の補助(太陽光1kWあたり7万円・蓄電池12万円)は、県に登録したリース・PPAの会社に出て、料金が下がる形で家に返ります(申請は会社・受付は2026年12月18日まで・県のページ)。

0円ソーラーで付けると、千葉市・市川市・九十九里町などでは、市町村の蓄電池の補助の対象になりません。登録した5社には、東京電力グループのエネカリも入っています(エネカリの口コミをまとめた記事)。

国の補助と一緒に使える?

多くの市町村の要綱は、国の補助の額を経費から引いて計算する形で、一緒に使えます。いま国の制度で見つかったのは、断熱の工事と一緒にする「みらいエコ住宅2026」だけです。みらいエコ住宅2026は、国のお金が入った自治体の補助とは一緒に使えないので、両方を使うときは市町村に確かめてください。

マンションでも使える?

蓄電池の補助は家に太陽光が付いていることが条件なので、太陽光の無いマンションの住戸は、ほとんどの市町村で条件に当てはまりません。県の対象には、マンションの管理組合が付ける電気自動車の充電設備があります。

新築でも使える?

蓄電池は、新築も対象の市町村が多くあります(茂原市・成田市・印西市など)。太陽光パネルの補助は、すでに建っている家だけの市が多く(千葉市・松戸市・市原市・成田市・佐倉市・銚子市)、酒々井町は逆に新築の家だけです。

V2Hの補助は?

県のお金の対象にV2Hがあり、県の市町村の一覧では、54市町村すべての行にV2Hがあります。額と条件は市町村ごとで、流山市のように、太陽光と電気自動車が付いていることを条件にする市があります。V2Hの補助は、V2Hの補助金の記事にまとめています。

ローンやクレジットで払ってもいい?

対象にしている市が多くあります。木更津市・鎌ケ谷市は、クレジットなら販売店が出す支払いの証明書、ローンなら支払いの予定が書かれた契約の書類を出すよう案内しています。

来年度もある?

2027年度のことは、まだ発表されていません。分かっているのは、県の住宅用の補助(市町村を通じて出すもの)の当初予算案の額が、2023年度の4億1,800万円から、2026年度は5億3,900万円に増えていることです(2023年度の予算案・2026年度の予算案)。

会社(法人)の補助は?

この記事は、家の補助だけを扱っています。事業者向けの補助は、県と市町村に別の制度があります。県の窓口は、環境生活部 温暖化対策推進課(043-223-4645)です。

まとめ

千葉県の蓄電池の補助は、住んでいる市町村に申し込みます。54市町村すべてにあり、多くは上限7万円です。

この記事のまとめ
  • 申し込む先は市町村 … 県に直接の補助は無い。蓄電池は54市町村すべて・多くは7万円(6市町は14万円)
  • 太陽光が付いている家は、蓄電池だけで出る … 太陽光が無い家は、ほぼすべての市町村で出ない
  • 工事の前か後かを、まず確かめる … 工事の前に申し込む33市町村では、交付決定のあとに工事

まずは表2で住んでいる市町村の行を見て、見積もりを何社か比べるところから始めてください。

  • ✓全国約450社の販売施工会社から、条件に合う会社を紹介
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  • ✓届いた見積もりを見て、断れる

市町村の補助を使って、見積もりを何社か比べる

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工事の前に申し込む市町村に住む人は、交付決定の通知が届くまで工事を始めないよう、会社に伝えてください。

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何社か比べるか、1社に任せるかで迷う人は、太陽光の見積もりの頼み先を比べた記事で、それぞれの行き先を見られます。

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この記事を書いた人

蓄電ラボ管理人。大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事してきたエンジニアです。電池の設計・評価・充放電制御を現場で担ってきた経験をベースに、家庭用蓄電池・太陽光発電・V2H・リチウムイオン電池の劣化メカニズム・補助金(DR・FIT・自治体)を中立的なエンジニア視点で解説しています。

【扱うテーマ】家庭用蓄電池の選び方/メーカー横断レビュー/サイクル寿命と保証条件の透明性/電池が劣化する仕組みの技術解説/DR 補助金・FIT 2 段階制の影響試算/V2H と蓄電池の比較。

【執筆ポリシー】カタログ値と実測値のギャップを技術で読み解く/サイクル寿命非公開やリコール等の不利な情報も明記する/特定メーカーに偏らず、補助金込みの実質負担額で比較する。

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