えねこ(ENECO)で見積もりを取ろうか迷って、口コミを探している方が多いと思います。
調べていくと「訪問販売がない会社」という説明をよく見かけます。ただ、公式サイトを固定ページから127本のコラムまで全部読んでも、その一文はどこにも書かれていませんでした。
書かれていたのは「飛び込みの営業はしない」「ただし設置できるかを見るために家には行く」という、もう少し具体的な話です。
そこで、大手メーカーで電池開発に長年携わってきた筆者が、一次情報だけで確かめました。Googleのクチコミ167件を全部読み(平均★4.9/2026年9月時点)、申込フォーム、公式サイトの全ページ、国や都の公的な記録まで見ています。

先に結論をお伝えします。東京都で戸建てにお住まいで、補助金の申請ごと任せたい相手を探しているなら、えねこはおすすめできる会社です。
口コミは167件のうち156件が★5で、いちばん多かったのは、説明がわかりやすいという声です。
申請は書類作成から実績報告まで無償で代行、担当は行政書士、そして「補助金は会社の裁量ではない」と自分で書いています。
逆に、家に来てもらうこと自体を避けたい方は、先に流れを知っておいたほうがいいです。設置できるかどうかの確認で、訪問は標準の工程に入っています。
結論だけで十分な方は、ここから見積もりに進めます。
無料で、その場で契約する必要はありません。以下は、この結論に行き着くまでに確かめたことの記録です。
※東京都・戸建て向けの窓口です(離島を除く)。⚠️マンション・区分住宅は対応対象外と公式に明記されています。
株式会社えねこは信頼できる会社か
まとまった金額を払って、10年以上つき合う設備です。任せて大丈夫な会社かどうかは、先に知っておきたいところだと思います。会社概要と、国や都の公的な記録で確かめました。
運営会社は株式会社えねこ
会社概要に載っている内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社えねこ(Eneco Inc.) |
| 代表者 | 代表取締役 沢田 陽由馬 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目10番15号 S-Frontier渋谷青山通り4階 |
| 資本金 | 9,900万円(資本準備金を含む) |
| 法人番号 | 1010401190537 |
| 受付時間 | 8:00〜21:00(定休日なし) |
代表者名・資本金・所在地まで公開されていて、法人番号は国税庁のデータベースの記載と一致していました。どこの誰が売っているのかは、記録の面では最初から追えます。
本社は2026年1月27日に移転していて、これも国税庁側の変更履歴と一致します(旧所在地は港区北青山)。移転の事実を自分のサイトに注釈で書いているので、突き合わせて確認できました。
地味ですが、受付が朝8時から夜9時まで、定休日なしというのは共働きの家庭には効いてきます。平日の夜に電話できるかどうかで、話が進む速さが変わります。
2025年にできた会社で、社員は約30人
会社概要には「設立」の欄がありません。ただ、この会社がいつからあるかは、別の記録で分かります。
- 法人番号の指定は2025年6月11日国税庁のデータベースで確認できます
- 最も古いクチコミは1年前この日付とつじつまが合います
- 同社自身が「まだ創業間もない当社」と書いているクチコミへの返信の中の一文です
蓄電ラボ管理人隠しているというより、書く欄を作っていない、という状態です。返信の中でごく自然に「創業間もない」と書いているので、そこを伏せたい会社の書き方ではありません。
社員数は30名です(グループ会社を含む・2026年2月時点)。
公式サイトの会社概要は、年間の施工実績を約1,000件、メンバーの累計の施工経験を約11,000件以上(過去に所属した会社での実績を含む)としています。
新しい会社であること自体は、良いことでも悪いことでもありません。効いてくるのは、10年後に保証の窓口が残っているかどうかです。これはあとの章で扱います。
2026年8月に建設業許可を受けました
公式サイトの各ページのいちばん下には「建設業許可 東京都知事許可(般-8)第162619号」と載っています。国土交通省の検索システムでこの番号を引くと、社名・代表者・所在地が会社概要と一致しました。
許可を受けたのは2026年8月12日で、業種は屋根工事業です。
建設業の許可を受けるには、建設業の経営の経験がある役員、工事の資格か経験を持つ技術者、一定の資金などがそろっている必要があります。許可は工事の種類ごとに受けるもので、種類は全部で29あります。えねこが受けているのは、そのうちの屋根工事業の1つです。(出典:国土交通省「許可の要件」「建設業の許可とは」)
会社は口コミへの返信で、屋根や外壁のリフォームを手がける職人もいると書いています。
よくあるトラブルの手口は見当たりません
太陽光や蓄電池の訪問販売には、国民生活センターが注意を呼びかけている手口があります。その手口と、会社を確かめる方法に、えねこを当てはめてみました。
| 見分けどころ | えねこ | 確かめた先 |
|---|---|---|
| 頼んでいないのに来る | 問い合わせた人にだけ連絡 | 公式サイト・求人10件 |
| 「今日だけ」と急かす | 急かされた話がない | Googleのクチコミ167件 |
| 会社の中身が見えない | 代表者・資本金・許可番号を公開 | 会社概要・国土交通省 |
| 行政処分を受けている | 処分例・裁判例に見当たらない | 消費者庁・裁判所・東京都 |
※上の2行は、国民生活センターの「家庭用蓄電池の勧誘トラブルにご注意!」(2021年6月公表)と「太陽光発電システムの点検商法が急増!」(2025年6月公表)にある手口です。行政処分は、消費者庁「特定商取引法ガイド」の執行状況(2021年度〜2026年9月17日の531件)、裁判所の裁判例検索、東京都の手続代行者への措置で確かめました(2026年9月28日時点)。
急かされた話がないかは、口コミ167件の言葉で確かめています。「急か」「しつこい」「強引」「押し売り」などが出てくる口コミは12件ありましたが、どれも「無かった」という文でした。
東京都の補助金では、手続きを代行した会社が、実際より高い金額の契約書で申請した例が見つかっています。都はそうした会社を、補助金の手続きの代行と工事の対象から外し、名前を公表しています。2026年9月28日時点で載っている4社に、えねこは入っていません。
連絡の来かたと、その場で契約したときの解約のしかたは、問い合わせの章で詳しく書いています。
公的な記録で確かめられるのは、ここまでです。あとは、どんな機種を勧めてくる会社なのかというところです。
太陽光・蓄電池の取扱メーカーは16社
公式サイトのトップでは、取扱メーカーを16社としています。会社概要では、そのうち8社を「主力」、残る8社を「その他」に分けて出しています。
| 区分 | メーカー |
|---|---|
| 主力 | テスラ/HUAWEI/DMMエナジー/JinkoSolar/長州産業/ニチコン/オムロン/SILFINE |
| その他 | Qセルズ/シャープ/パナソニック/京セラ/住友電気工業/AIKO/カナディアン・ソーラー/GoodWe |
パナソニック・シャープ・京セラといった、名前で選ばれやすいメーカーがすべて「その他」に入っています。
つまり、この会社に相談すると主力側から提案が出てくる可能性が高いということです。特定のメーカーで決め打ちしたい方は、最初にその名前を伝えておくほうが早いと思います。
どこの誰が売っているのかは、記録の面では追えます。ただ、会社の情報をいくら並べても「自分が頼んでいい相手か」は分かりません。次は、実際に頼んだ人が何を書いているかを見ます。
えねこの口コミ167件で多かった声
Googleの口コミは167件、★4.9
Googleクチコミの内訳(167件・平均★4.9)
※2026年9月27日時点。Googleの表示と同じ167件を確かめています
★5が156件、★4が7件、★2が1件、★1が3件です。167件を、低い評価まで全部読みました。自分で平均を計算すると4.868で、Googleの表示の4.9と合っています(2026年9月27日時点)。
書かれている言葉を数えていくと、いちばん多かったのは、説明がわかりやすいという声でした。
多いのは、説明がわかりやすいという声
167件のうち、文章が書かれているのは161件です。そのうち93件が、説明や質問への答え方を「わかりやすい」「丁寧」とほめています。「説明」という言葉だけなら103件に出てきて、いちばん多い言葉でした。
例えば、こんな口コミです。
何社か見積りをお願いした中で一番自分にあったプランを提案していただけました。また、色々と疑問に思ったことをLINEで質問したのですが、一つ一つ丁寧に回答していただけたのでとても助かりました。途中でのプランの変更にも応じてもらえて、はじめに自分で考えていたよりも我が家に合ったプランで契約することが出来ました。
Googleのクチコミより・★5
「他社」「比較」「何社」など、ほかの会社と比べたことに触れた口コミは50件ありました。比べた結果として選ばれている、という点は評価していいところだと思います。
次に多いのは、補助金の説明をほめる声
補助金や助成金に触れた口コミは89件ありました。そのうち59件は、補助金について説明してもらえた、詳しく教えてもらえたという中身です。Googleが口コミから拾う話題でも、「蓄電池」(94件)に次いで「補助金」(84件)が2番目でした。
連絡してから次の日に来てくれてびっくり。何社か見積もりの最中でしたが、説明力と対応力に感動し、決めてしまいました。特に良かったのは東京都補助金の説明です。知識が豊富で何を聞いても的確に答えてくれました。その場で電気代がいくら安くなるかなどのシミュレーションも出してくれ、具体的にイメージを湧かせることができました。
Googleのクチコミより・★5
都の補助金の事前申込を、その場で一緒に済ませたという声もあります。
東京都補助金に関しては、事前申請を目の前で行なってくれたので、補助金申請も安心してお任せすることが出来ました。
Googleのクチコミより・★5
申請を任せられた、目の前で申請してもらえた、という口コミは16件ありました。



えねこに相談する人の多くは、補助金をきっかけにしています。口コミがここに集まるのは、自然なことだと思います。
★1と★2の4件のうち2件は、申請の遅れ
★1が3件、★2が1件。4件のうち2件は、工事のあとの補助金の申請が進まない、という話です。残る2件は、現地調査のときに雨樋を割られた話と、設置後のアプリの設定と売電の時期の説明が足りなかった話でした。
1件目です。
営業の対応は丁寧です、施工までは。
Googleのクチコミより・★1
施工後は、助成金申請、売電申請の対応が遅く、何度もフォローしないと申請が進みません。施工優先で申請手続きは後回しにしているとしか見えません。
この投稿には、会社から長文の返信が付いています。
申請対応の遅れについては、完全に弊社の体制の問題です。ご指摘の点は真摯に受け止め、経営課題として改善を進めております。なお、該当の補助金実績報告および売電申請は、現時点で完了しております。(中略)本件に限らず、対応の遅れ等によりお客様に現実的な不利益が生じた場合には、内容を個別に確認のうえ、補填等を含めて会社として責任を持って対応いたします。
同じ投稿への会社からの返信
言い訳をせずに「完全に弊社の体制の問題です」と書き、そのうえで申請が完了したことまで報告しています。返信では、申請の管理の自動化と、申請を担当する人の採用・育成を進めているとも書いています。
2件目は、7月末に読んだときにはまだ無かった投稿です。
設置後補助金の申請関係が全く進んでおらず、問い合わせをしても確認をしているとのことでズルズルと先延ばしになっています。(中略)そもそも工事後に5ヶ月経っても補助金申請すらできていないとのこと。
Googleのクチコミより・★1
2026年9月27日の時点で、この投稿に会社の返信はまだ付いていませんでした。
都の補助金は、工事の前に出す事前申込と、工事のあとに出す交付申請(実績報告)の2回に分かれています。2件とも、遅れたと書いているのは、工事の前の事前申込ではなく、工事のあとの交付申請です。
- 申請の進み具合は、都のサイトで自分でも見られます「申請状況確認」のページで、事前申込の受付番号から確かめられます。2件目の投稿者も、ここで見てから問い合わせています
- 現金で払う場合は、補填の決まりがあります会社の手続きの不備で補助金が出なかったときが対象です(補填の条件)
(出典:クール・ネット東京「家庭における蓄電池導入促進事業」)
★2の投稿(設置後のアプリの設定と売電の時期の説明が足りなかった、という内容)にも、個別の返信が付いていました。
もう1件は、性質がまったく違います。
先日屋根の実寸法を測定に来ました。作業者が屋根に登っている時、バリット大きな音がしたので、確認しました所、雨樋に大きなヒビが入っています。この後、営業さんと修繕について相談することになると思います。つづく。
Googleのクチコミより・★1
7月に読んだときは、この投稿に会社の返信がありませんでした。いまは返信が付いていて、施工部門の責任者が現地を確かめて修繕の方法を決めるとしたうえで、「弊社の責任で修繕まで対応いたします」と書いています。
工事で物を壊されたという話は、申請の遅れを書いた2件目の投稿(外構のブロック)にもありました。
ここは正直に書きます。工事で物を壊されるのは、いちばん起きてほしくないことです。
ただ、この会社は工事に起因する損害について「口頭保証ではなく、保険契約に基づく補償体制です」と明記していて、賠償責任保険(支払限度額 最大1億円)で担保する形をとっています。
さらに1件目の返信で「不利益が生じた場合には補填等を含めて責任を持って対応する」と書いています。修繕の話し合いが、会社の善意だけに乗っている状態ではない、ということです。
口コミの9割以上に、会社が返信しています
167件のうち158件に、会社の返信が付いていました(94.6%)。★1と★2の4件のうち3件にも、定型文ではない個別の長文が付いています。返信のない9件は、どれもGoogleの表示が「2週間前」以内の新しい投稿です。



不満が書かれたまま放置されず、記録として残っているのは、あとから読む側にはありがたい構造です。何が起きて、会社が何と答えたかが、そのまま追えます。
★4の7件中4件に、不満が書かれていた
★4の7件も、すべて読みました。そのうち4件に、★を1つ減らした理由が書かれていました。
- 契約の書類がほぼ全部電子データで、紙で欲しかった会社は返信で、紙で保管したい人がいることは分かっている、と答えています
- 工事の日程を、会社の都合に合わせる必要があった会社は返信で、日程を柔軟に調整できる体制を作ると答えています
- 工事の日に蓄電池の電源が入らず、その日に終わらなかった翌日には動いたものの、原因はまだ分かっていないと書かれています。会社からは定期的に連絡が来ているそうです
- 工事の日にメーカー側のシステムの点検が重なり、その日に終わらなかった翌日に工事を終えています。会社は返信で、工事の前の確認を徹底すると答えています
4件のうち2件は、工事がその日に終わらず、翌日に持ち越した話でした。
そして、日程の不満を書いた1件が、本文でこう書いています。
太陽光パネル自体は全ての方にお勧めできるわけではありませんし、えねこさんの強みとなる蓄電池のご提案が、オーバースペック気味になるご自宅も多い可能性があります。
Googleのクチコミより・★4
これは、この記事で読んだ167件のなかで最も参考になる一文でした。えねこは蓄電池を強みにしている会社なので、家によっては、提案される蓄電池の容量が必要より大きくなることがある、という指摘です。
会社側もこの投稿への返信で「すべてのお客様に同じプランが最適とは限らない」「オーバースペックにならないか、投資回収が見込めるかを丁寧に説明する」と書いています。
この点を先に知って見積もりを取れば、出てきた容量が自分の家に合っているかを自分で確かめられます。
※引用したクチコミは2026年9月27日時点で公開されているものです。投稿者名と担当者名は伏せています。
ここまでは、実際に頼んだ方たちが書き残してくれたことでした。次は、頼むといくらかかるのかを見ておきます。
頼むと、費用はいくらかかる?
えねこの公式サイトには、料金表は載っていません。金額は、家を見てもらったあとの見積もりで出てきます。
そこで、蓄電ラボのほかの記事で調べた相場を、3つだけ置いておきます。
セットの目安は240万〜350万円
太陽光5kWと蓄電池10kWhをセットで付けると、約240万〜350万円が目安です。国が公表している価格データから組み立てた金額で、補助金を使った人の契約価格なら約240万円、補助を使わない実勢の価格なら約300万〜350万円でした。
見積もりがこの幅から大きく外れていたら、何の分なのかを聞いてみてください。セットの見積もりが相場から外れていないかは、内訳ごとに確かめられます。
払い方は、現金のほかに、信販会社の分割払い(提携ローン)も選べます。ただし、補助金が出なかったときの補填は、現金で払う人だけが対象です(補填の条件)。
都の補助は、蓄電池1kWhあたり10万円
東京都は、蓄電池1kWhあたり10万円を補助しています(上限120万円・2026年度)。太陽光にも、別の補助があります。
例えば中野区で10kWhの蓄電池(機器と工事で約175万円)を付けると、都と区の補助で110万円が戻り、実質の負担は約65万円です。都の電力の実証(DR)に参加すると、実質の負担は約50万円まで下がります。
お住まいの区や市だと、実質いくらになるかは、容量別に計算しています。
なお、2026年10月1日以降に都の事前申込をする場合は、補助の対象になる機器が、国の2026年度の登録に載った機種だけになります。10月から相談を始める方は、この条件も頭に入れておいてください。(出典:クール・ネット東京)
電気代は、年6万〜15万円下がる
家を建てるときに太陽光(5.5kW)と蓄電池(10kWh)を一緒に付けると、電気代は年に約15万円下がる計算です(初年度)。
すでに太陽光があり、10年の売電の期間(FIT)が終わった家が蓄電池だけを足す場合は、得になるのは年に約6.4万円です。売っていた電気を自分の家で使うぶん、買う電気が減ります。
年約15万円と年約6.4万円は、どちらも蓄電ラボで試算した数字です。太陽光と蓄電池で、年にいくら得になるかは、4つのパターンで計算しています。
えねこの口コミにも、電気代が以前の半分以下になったと書いたものが3件ありました。どこまで下がるかは、家の電気の使い方と容量で変わります。
金額の目安が分かったところで、次は、自分が問い合わせたら実際に何が起きるのかです。ここからは自分で確かめた記録です。
問い合わせると、何が起きるのか
飛び込みは来ません。ただし、家には来ます
冒頭に書いたとおり、公式サイトに「訪問販売を行わない」という記載はありません。代わりに、3つの別々のことが書かれていました。
1つ目。顧客向けのページに、こうあります。
えねこでは『強引な押し売り』を社則で禁止しています。シミュレーションの結果、経済的メリットが薄いと判断した場合は、正直に『導入しないほうが良い』とお伝えすることをお約束します。
えねこ公式サイト より
2つ目。求人の募集要項に「完全反響型のため、新規の飛び込みやテレアポはありません」とあり、同じ趣旨が10件の求人に横展開されています。
つまり、こちらから問い合わせていないのに突然インターホンが鳴る、という営業の形はとっていません。
3つ目。ここが大事なところです。導入の流れを説明したページに、こう書いてあります。
設置可否の確認のため、通常はスタッフがご自宅を訪問しますが、オンライン・お電話・LINE上でのご相談やお見積りも可能です。
えねこ公式サイト より
訪問は標準の工程です。流れを追うと、訪問は提案のときと、契約後の現地調査(約1時間)の計2回でした。





屋根の向きや形、分電盤の位置を見ないと金額は出ません。来てもらうこと自体は、どの会社でも自然な流れです。問題は「来たら断りにくいのでは」のほうだと思います。
会社の組織図を見ると、オンラインで相談と資金計画を担当する「インサイドセールス部」と、現地調査と対面の設計を担当する「フィールドセールス本部」が分かれています。
求人にも「外出なし・完全オンラインの営業」という枠が実在しました。最初の相談をオンラインだけで済ませる導線は、組織の側にもあるということです。
申込フォームには確認画面がありません
この記事のボタンから進むと、えねこの申込ページが開きます。フォームの作りは次のとおりでした(2026年9月28日時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 5つの質問に、1問ずつ答えていく |
| 入力するもの | 名前と性別/郵便番号と住所/電話番号とメールアドレス/太陽光の有無/住宅の種類 |
| 確認画面 | ありません(最後の質問のあと、送信ボタンを押すと送信されます) |
| 要望を書く欄 | ありません |
| 住宅の種類 | マンション・区分を選ぶと「対応不可」と出て、送信できません |


郵便番号を入れると、住所が自動で入ります。
一方で、確認画面がないのは注意点です。電話番号やメールアドレスを打ち間違えても、そのまま送信されて気づけません。
送信ボタンを押す前に、自分で一度見直してください。この記事で読者にお願いすることは、これ1つだけです。



要望を書く欄はありません。オンラインだけで相談したいなどの希望は、最初の電話で伝えてください。
連絡が来るのは、えねこ1社だけです
一括見積もりサイトを経由する仕組みではないので、申し込んだ先から複数の業者に情報が回る形にはなっていません。
複数社から一気に連絡が来るのを避けたい方には、ここは向いています。逆に、最初から相見積もりを取りたい方は、別に何社か自分で当たる必要があります。
訪問先で契約しても、8日間は考え直せます
ここは制度の話です。Webで見積もりを依頼して、自宅で提案を受けて、その場で契約する。この形は特定商取引法でいう訪問販売にあたるため、通常はクーリング・オフの対象になります。
契約書面を受け取った日から8日以内なら、理由を書かずに書面で解除できます。



その場で決めなくていい、というのが法律の側の建て付けです。「今日決めてもらえれば」と言われても、持ち帰って構いません。
※適用されるかどうかは個別の事情で変わります。契約書面の記載と、消費者庁のページを確認してください。
問い合わせから契約までに何が起きるかは、これで一通り分かりました。残っているのは契約したあとです。この会社を選ぶ理由が補助金なら、その代行がどこまでなのかは先に知っておきたいところです。
契約したあと、何をしてくれるのか
補助金の申請は、無償で代行してくれます


この会社のいちばん分かりやすい強みが、ここです。公式サイトの記述を並べます。
| いつ | 何をしてくれるか |
|---|---|
| 契約前 | 「必要書類の作成・提出・修正対応まで、すべて無償でサポートいたします」 |
| 担当 | 「複雑な書類作成から申請まで行政書士が無償で代行します」 |
| 工事後 | 「補助金の実績報告提出」まで対応 |
| 入金 | 「東京都などの自治体からお客様の口座へ直接入金されます」 |
| 顧客の準備 | 「ご準備いただくのは身分証明書等の必要書類のみです」 |
東京都の蓄電池補助金は、工事の契約より前に、事前申込をしておく必要があります。同社は「補助金申請前の契約はございません」と明記していて、順番も守る運用でした。
工事が終わったあとにも、都へ出す書類(交付申請と実績報告)があります。補助金の交付が決まるのは、この書類の審査のあとです。口コミで「遅れた」と書かれていたのも、この工事のあとの書類でした。
そして、いちばん効くのがこの一文です。
えねこは申請代行を行いますが、制度主体は行政です。補助金は会社の裁量ではなく、制度要件に基づき支給されます。
えねこ公式サイト より
代行を任せる相手を選ぶときに、ここを自分から書いている会社は多くありません。申請を代行してもらうと、つい「この会社に頼めば通る」と思いがちですが、決めるのは行政です。
そこを最初にはっきりさせているのは、評価していいところだと思います。
補助金の金額そのものは東京都の蓄電池補助金の記事にまとめています。
補助金が出ないときの補填は、現金払いだけ
ここは見落としやすいので、先に出しておきます。
会社概要のページに「東京都補助金の不交付時も不足分を全額補填」という記載があります。ただし、同じ行に「※現金支払の方に限ります。」という注記が付いています。
補填の対象になる場合も決まっています。事前申込が受理されているのに、会社の申請手続きの不備で補助金が出なかったり減ったりしたときです。都の予算や審査の結果で出なかったときは対象外で、補填する額は見積書に書かれた補助金の予定額までです。
一方でトップページの主な案内は「初期費用0円のしくみ(製品代も工事費も、信販会社がまとめて先払い)」です。つまり、初期費用0円を目当てに提携ローンで進めた場合、この補填の対象からは外れます。



どちらが良いという話ではなく、支払い方法によって扱いが変わる、という話です。
やることは1つです。見積もりのときに、現金で払うかローンにするかを先に決めてから聞いてください。そこが決まっていれば、補填の対象になるかどうかもその場で確定します。
保証は、誰が持っているかで3つに分かれます
保証という言葉がひとまとめに使われがちですが、中身は主体の違う3つ(+保険)です。
| 種類 | 持っているのは | 内容 |
|---|---|---|
| 機器の保証 | 各メーカー | 「各メーカーによる10年〜40年の長期保証」と同社が説明 |
| 出力の保証 | 各メーカー | 製品ごと(長州産業30年、GoodWe 30年など) |
| 工事の保証 | えねこ | 存在はFAQに明記。年数は公式サイトに書かれていません |
| 工事の事故 | 保険会社 | 賠償責任保険(支払限度額 最大1億円)。「口頭保証ではなく、保険契約に基づく補償体制」 |
同社は自分でこう定義しています。
保証とは、言葉ではなく、・メーカー保証契約・施工賠償責任保険・行政制度・情報開示によって支えられる仕組みです。
えねこ公式サイト より
独自の保証年数を持たない立場を、自分から書いているということです。
そのうえで、最初の章で保留にした「新しい会社だが10年後はどうなるのか」に、同社は正面から答えています。
「太陽光会社が倒産したら保証はどうなるのか」これは当然の疑問です。えねこは、この問いから逃げません。
えねこ公式サイト より
そして「えねこが万一事業継続できない場合でも、メーカー保証は規定に基づき継続されます」と続きます。機器と容量の保証はメーカーが持っているので、ここは会社の存続とは切り離されている、というのが答えです。



逆に言うと、会社に問うべきなのは工事の保証が何年かだけです。そこだけが公式に書かれていません。他の項目は、向こうの説明のなかで出てきます。
補助金の代行は範囲がはっきりしていました。一方で、保証は主語を分けて見ないと読み違えます。ここまでの材料を、頼むか頼まないかの判断に組み直します。
えねこのメリットとデメリット
えねこに申し込める条件
強みは、補助金の申請を任せられること
いちばん大きいのは、補助金の申請を、書類作成から工事後の実績報告まで無償で任せられる点だと思います。ほかにも、調べて確かめられた強みを並べておきます。
- 補助金の申請を無償で代行書類作成から工事後の実績報告まで。担当は行政書士です
- 申請が終わるまで契約しない順番が逆になる心配がありません
- 行政が決めることと自社がやることを、自分から線引きしている「補助金は会社の裁量ではない」と明記
- 受付は8:00〜21:00・定休日なし平日の夜でも連絡が取れます
- 主力メーカーとその他を公式に分けて公開何を勧められそうかが、相談する前に読めます
弱みは、工事後の申請が遅れた例があること
いちばん気をつけたいのは、強みのはずの補助金の申請で、工事のあとの書類が遅れたという口コミが2件あることです。会社は、遅れの原因を自社の体制だと認め、直していると返信しています。
- 工事のあとの補助金の申請が遅れた口コミが2件申請の進み具合は、都のサイトで自分でも見られます
- 工事の保証が何年かは、公式サイトに書かれていない見積もりのときに聞けば分かります
- 不交付のときの全額補填は、現金で払う人だけが対象支払い方法を決めてから確認してください
- 申込フォームに確認画面がない押す前に自分で見直してください



デメリットが4つなのは、判断に効くものだけを残した結果です。どの会社でも起きること(見積もりが現地調査で変わる、訪問がある)は、この会社の欠点ではないので入れていません。
条件に当てはまらなかった方へ
東京都以外にお住まいの方は、蓄電池の見積もりサイトおすすめ4選に全国で使えるサービスをまとめています。
そもそも導入するかを決めていない方は、次の2本を先に読んでください。見積もりを取るのはそのあとで間に合います。
あわせて読みたい




そもそも太陽光・蓄電池はやめたほうがいい?
この記事を読んでいる方のなかには、会社を選ぶ前の段階で迷っている方もいると思います。
判断の分かれ目は、家の電気の使い方です。★4の投稿にあったとおり、蓄電池の提案がオーバースペックになる家は実際にあります。
昼間ほとんど家に人がいない、夜の電気使用量が少ない、といった条件では、大きな容量を入れても使い切れません。
数字を出した整理は蓄電池はやめたほうがいい?と蓄電池は元が取れる?にまとめています。先にそちらを読んでから見積もりを取るほうが、出てきた提案が自分の家に合っているかを判断できます。
よくある質問
東京都渋谷区にある株式会社えねこが運営する、住宅用の太陽光発電と蓄電池のサービスです。法人番号は1010401190537で、国税庁のデータベースで確認できます。設計・施工・販売・保守までを扱っています。
Googleのクチコミは167件で★4.9です(2026年9月27日時点)。★1が3件、★2が1件あり、そのうち2件は工事のあとの補助金の申請が遅れたという内容でした。設備の故障の話ではありません。167件中158件に会社からの返信が付いています。
公式サイトに設立年の記載はありません。国税庁で法人番号が指定されたのは2025年6月11日です。同社自身もクチコミへの返信で「まだ創業間もない当社」と書いています。
公式サイトに対応エリアの記載自体がなく、申込フォームも都道府県で弾く作りにはなっていません。ただし、ページの構造化データは東京都となっており、施工実績が確認できるのは東京都と川崎市です。東京都以外の方は、全国対応の見積もりサービスを使うほうが確実だと思います。
申込ページに「マンション・区分住宅には対応しておりません」と明記されています。戸建て向けのサービスです。
書類の作成から工事後の実績報告まで、無償で代行すると明記されています。担当は行政書士です。申請者が用意するのは身分証明書などの必要書類のみで、補助金は自治体から本人の口座へ直接入金されます。
Googleのクチコミ167件のうち156件が★5ですが、★1と★2も4件あり、そのうち2件は工事のあとの補助金の申請が遅れたという、はっきりした不満でした。★4の7件のうち4件にも、工事がその日に終わらなかったなどの不満がそのまま書かれています。口コミを読むときは、★の平均より、★1〜★4に何が書かれているかを見るのがおすすめです。
東京の戸建てで、補助金を任せたい人に合う会社
一次情報だけで確かめた結果を、判断に使える形でまとめます。
- クチコミは167件・★4.9★1が3件、★2が1件。167件を全部読みました
- 低い評価の4件のうち2件は、工事のあとの申請の遅れ申請の進み具合は、都のサイトで自分でも見られます
- ★1に「完全に弊社の体制の問題です」と非を認めた返信167件中158件に会社が個別に返しています
- 2026年8月に建設業許可(屋根工事業)消費者庁の処分、裁判例、都の措置にも名前はありません
- 飛び込みの営業は来ない。ただし訪問は標準の工程オンライン・電話・LINEの導線も公式にあります
- 費用の目安は、太陽光5kW+蓄電池10kWhで約240万〜350万円都の補助は蓄電池1kWhあたり10万円です
- 申込フォームは、5つの質問に答える形確認画面がないので、送信前に自分で見直してください
- 補助金は書類作成から実績報告まで無償で代行入金は自治体から本人の口座へ直接です
- 不交付時の全額補填は現金払いの人だけ会社の手続きの不備で出なかったときが対象。初期費用0円(ローン)とは別枠です
- 工事の保証の年数だけが公式に書かれていないそこは見積もりのときに聞いてください
- 提案は容量が大きめに出ることがある蓄電池を強みにしている会社だからです
東京都で戸建てにお住まいで、補助金の申請ごと任せられる相手を探しているなら、えねこはおすすめできる会社です。
申請の範囲を自分から具体的に書いていて、行政が決めることと自社がやることの線引きも明示している会社でした。
- ✓補助金の申請は書類作成から実績報告まで無償で代行
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やることは1つです。フォームを送って、見積もりを出してもらう。
そのうえで、工事の保証が何年かを一言聞けば、判断に必要な材料はそろいます。無料で、その場で契約する必要はありません。
※東京都・戸建て向けの窓口です(離島を除く)。⚠️マンション・区分住宅は対応対象外と公式に明記されています。
この記事を書いた人
蓄電ラボ管理人
大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事。さまざまな機器の電池設計・評価で培った知見をもとに、家庭用蓄電池の技術を中立的な立場で解説しています。


家庭用蓄電池を入れるかどうか、判断の順番を本にまとめました
同じ蓄電池でも、得する家と損する家に分かれます。
①我が家に向くか②何年で取り返せるか③どのメーカーを選ぶか④この見積書で契約していいか
4ステップで入れる・やめるを中立に判断し、納得して決められる一冊です。




