エコ発電本舗に見積もりを頼もうか迷ったとき、まず気になるのは「この会社で大丈夫なのか」というところだと思います。
Googleの評価は★4.2。数字だけ見れば悪くありません。ところが検索窓に社名を入れると「最悪」という候補が出てきますし、「他の人はこちらも質問」の1問目も「エコ発電本舗は最悪ですか?」でした。
どちらを見ればいいのか、迷いますよね。
そこで、大手メーカーで電池開発に長年携わってきた筆者が調べました。Googleのクチコミ483件の星をすべて数え、評価の低いほうから先に読んでいます(★4.2/2026年8月5日時点)。
申し込みフォームも、実際の画面で確かめました。

低い評価が集まっていたのは、設置したあとではなく、見積もりが出てくるまででした。
そしてこの会社には、「定期点検には行きません」と自分で書いているという、めずらしい特徴があります。
読み終えるころには、ここに見積もりを頼んでいいか、頼むなら何を見ておけばいいかが分かります。
エコ発電本舗はどんな会社か
太陽光も蓄電池もまとまった買い物ですし、置いたあとは10年以上つき合う設備です。どこの誰が売っているのかは、先に知っておきたいところだと思います。
運営しているのは株式会社ゼロホーム
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ゼロホーム |
| 設立 | 昭和44年(1969年)9月10日 |
| 資本金 | 900万円 |
| 代表取締役 | 三谷 英司 |
| 所在地 | 東京都豊島区西池袋5-13-12 MKビル5F |
| 九州支社 | 宮崎県宮崎市本郷北方2157-7 |
| 電話 | 0120-099-995(10:00〜20:00) |
代表者名も資本金も所在地も公開されています。設立は1969年。57年続いている会社です。
会社概要によると、もとはリフォーム会社として始まり、いまは太陽光・蓄電池の専門店です。太陽光や蓄電池の販売施工は入れ替わりの激しい業界で、設立から数年という会社もめずらしくありません。
この年数は素直に評価していいところだと思います。
公的な登録は照合できました
| 登録 | 番号 |
|---|---|
| 法人番号 | 1013302012925(変更履歴は「新規」のみ。商号変更も本店移転もなし) |
| インボイス登録番号 | T1013302012925(2023年10月1日登録) |
どちらもこちらで国税庁のデータベースに当てて確認しました。同じ「ゼロホーム」という商号の会社は全国に何社かあるので、所在地と代表者名まで一致することを確かめたうえでの番号です。
扱っているのは太陽光・蓄電池・V2H。いちばん多いのはV2H
公式サイトの施工事例を種類別に数えると、こうなります。
| 種類 | 件数 |
|---|---|
| V2H | 565件 |
| 蓄電池 | 112件 |
| 太陽光 | 80件 |
V2Hが全体の7割です。V2Hというのは、電気自動車にためた電気を家に戻して使える機器のことです。
「太陽光の会社」と思って読むと実態とずれます。電気自動車を持っている人、これから買う人が多く使っている会社、と考えたほうが近いです。費用の目安はV2Hの設置費用の記事にまとめています。
工事をするのは、地域の提携施工店になる場合があります
ここは見積もりを取る前に知っておいたほうがいいところです。
エコ発電本舗は、自社ですべて工事をする会社ではありません。公式サイトの代表あいさつに、こう書かれています。
全国の提携施工店網を構築し、設置後も迅速に対応できる「サポート体制」で運営いたしております
エコ発電本舗 公式サイト・会社概要より
個人情報の取り扱いのページにも「地域によって、提携会社において販売・施工・アフターケアを提供させていただく」とあります。
念のため国土交通省の建設業者検索でも調べましたが、同社名義の建設業許可は確認できませんでした(2026年8月時点)。
ただしこれは不自然なことではなく、請負金額500万円未満の工事は許可がなくてもでき、工事を提携先が行う体制なら元請けとして許可を取る必要もありません。
蓄電ラボ管理人読者にとっての意味はこうです。見積もりと契約の相手は東京の会社、実際に屋根に上がるのは地域の提携施工店になる場合がある。知らずに契約するのとは全然違います。
名前が似ている別のサービスが2つあります
検索していると紛らわしいものが混ざるので、先に整理しておきます。
- 京都の注文住宅「ゼロホーム」名前は同じですが、別の会社です。検索するとこちらが多く出ます
- 一括見積もりサイト「エコ発」複数の会社の見積もりを比べるサービスで、エコ発電本舗とは別のサービスです
会社としての登録は追えましたが、会社概要をいくら読んでも「自分が頼んで良い相手か」までは出てきません。次は、実際に頼んだ人が何を書いているかを見ます。
実際に頼んだ人は何と書いているか
★4.2の内訳 — ★1は26件ありました
Googleクチコミ483件の内訳(平均★4.2)
※2026年8月5日にGoogleマップで数えた時点
2026年8月5日に数えた時点で、Googleのクチコミは483件、平均★4.2でした。★1は26件で、全体の5.4%にあたります。
Googleの表示は483件ですが、このうち中身まで読めたのは135件です。低い順から読んだので、★2は12件すべて、★1は26件のうち22件に目を通しています。
高い評価に書かれていたこと
読んでいくと、褒められている中身がかなり重なります。補助金の申請を会社側が代わりにやってくれたことと、V2Hを希望どおりの場所に付けてくれたことの2つです。
駐車場が狭くて設置場所が限られてしまったため、配線が長くなってしまって外観が心配でしたが、配線が目立たないように気を使っていただきました。非常に丁寧な作業で感謝しています。また、補助金の申請も迅速で安心してお任せすることができました。
Googleのクチコミより・★5


V2Hは車庫の壁や柱に本体を付けて、太い充電ケーブルで車とつなぐ機器です。ニチコンの主力機のケーブルは7.5m。これをどう這わせるかで、家の外まわりの見え方はかなり変わります。
こういう「現場で気をつかってもらえた」という書き方は、施工の質が出やすいところだと思います。
低い評価に書かれていたこと
★1のうち本文があった20件を数えると、連絡が来ない・遅いが11件、見積もりが出てこないが10件でした(ひとつの投稿が両方に当てはまることがあります)。工事や施工に触れたものが4件、機器や対応車種の話が5件です。
つまり設置したあとの話ではなく、見積もりが出てくるまでの話にはっきり寄っています。
いちばん多いパターンが、この形です。
見積り問い合わせるも1ヶ月以上連絡なし、あったと思ったら依頼していたシステム内容と全く異なりやり直し、また3週間程要して見積もり取得。品不足は理解してるが、一言くらい連絡あっても良いかと思います。見積り取得後は急かしてくるので、やめました。担当者レベルかと思いますが、保証含め長い付き合いになりますので、選ばれる際は慎重に選択下さい。
Googleのクチコミより・★1
そして、設置したあとのトラブルもありました。件数は多くありませんが、いちばん重い1件なので出しておきます。
ニチコンv2hを設置して 夜中にブレーカーが飛ぶ様になってしまい 問い合わせをしたら 別料金になりますとの事で アフターフォローまるで無し設置連絡もこちらから連絡しないと 何も進まない
Googleのクチコミより・★1
※引用したクチコミは2026年8月5日時点で公開されているものです。投稿者名と、本文中の担当者名は伏せています。
V2Hの充電は、家電のなかでも飛び抜けて大きい電気を使います。ニチコンの取扱説明書には最大で6kWが必要と書かれていて、200Vで6kWは約30A。60A契約なら、V2Hの充電だけで半分を使う計算です。
ただしニチコンのV2Hには、家の消費電力を見ながら充電を絞る機能がついています。メーカー自身が、製品ページにこう書いています。
リアルタイムな家庭の電力消費量に合わせて、EVへの充電量を自動制御。契約アンペア内で充電するため、ブレーカー落ちの心配がありません。
ニチコン EVパワー・ステーション VSG3-666CN7 製品ページより
メーカーが「心配ない」と書いている機能です。ただしこの制御は「契約電力の設定」を基準に動き、取扱説明書によると、設定を変えられるのは設置業者です。



つまり「ブレーカーが落ちる」という状態は、住んでいる側の使い方の問題とは限りません。取り付けた側の設定が、実際の契約と合っていない可能性を含んでいます。
有償か無償かも、原因が分かってから決まります。ニチコンの取扱説明書は「ブレーカが頻繁に落ちる」ときの対処を「お買い上げの販売店へ点検をご依頼ください」と指定しています。
点検の前に費用の話が出てくると、原因が分からないまま住んでいる側が抱えることになります。
V2Hを付けるなら、見積もりのときに「いまの契約アンペアのままで足りますか」と聞いておいてください。それだけで、この投稿と自分を分けられます。
※出典=ニチコン公式サイト EVパワー・ステーション VSG3-666CN7 製品ページ、および同機種の取扱説明書(PDF)6ページ「インテリ・充電制御」・53ページ「ブレーカが頻繁に落ちる」・58ページ「機器仕様」。ここに書いたのは機器メーカーの公開資料から整理した一般的な仕組みで、この投稿で実際に何が起きたかを判定するものではありません。
会社側がどう答えているか
低い評価を書かれた側がどう反応しているかも数えました。★1の22件のうち12件、割合にして54.5%にオーナー返信がついています。
多いのは、この形の返信です。「お問合せが殺到しており、ご対応が遅くなり申し訳ございません。現在オペレーターを増員のうえ万全の体制としております」。
遅れがあったこと自体を認めたうえで、いま何をしているかまで書いてあります。



ここで「だから安心です」と書くつもりはありません。書けるのはここまでです。低い評価は放置されていないし、遅れがあったこと自体は会社も認めている。
483件を数えて分かったのは、低い評価が集まっているのが見積もりの前だということでした。では、自分が問い合わせると実際に何が起きるのか。ここからは、こちらで画面を開いて確かめた記録です。
問い合わせると、何が起きるのか
フォームは1ページで完結。必須は5つ
フォームは1画面で、上が「ご検討中の内容」、下が「お客様情報」の2つに分かれています。まず下の「お客様情報」から見ます。


1ページで完結していて、ステップに分かれていません。必須は5つだけです。画像に写っているお名前・ふりがな・メールアドレス・電話番号に、上半分にある商品種別を足した5つ。
入力にかかるのは30秒から1分といったところです。
いちばん驚いたのはここでした。住所の入力が任意で、しかも番地が要りません。入力欄に「市区町村までのご入力で問題ありません」と書かれています。
郵便番号を入れると市区町村までは自動で入り、あとから直せます。最初に渡すのは、番地の手前までで済みます。
もちろん工事の話まで進めば正確な住所は必要になります。ただ、何社か比べている段階で番地まで書かなくていいのは、頼む側としては気が楽です。
※このフォームは送信していません。個人情報も入力していません。
メーカーと機種を指定して見積もりが取れます
さきほどの画像のすぐ上が、この「ご検討中の内容」です。


必須は、いちばん上の商品種別だけです。その下に太陽光・蓄電池・V2H・カーポート・エコキュートの欄が並んでいますが、どれも任意なので、決まっているものだけ選べば大丈夫です。
選べる幅は広いほうです。太陽光が9メーカー、蓄電池が15、V2Hと関連機器が11。どの欄にも「未定・その他」があります。
これは「どれがいいか分からないので提案してほしい」ではなく、「この機種がいくらになるか知りたい」という段階の人に向いています。
すでに他社から見積もりをもらっていて、同じ機種で比べたい。そういう使い方ができる会社です。見積もりサイトの比較もあわせてどうぞ。
見積もりは即日メールで届くと書かれています
公式サイトには、設置までの流れのページにも保証のページにも「即日メールでお見積りをお送りします」と書かれています。申し込みフォームの横にも同じ説明が出ています。
ただし、さきほどの低い評価にあったとおり、実際には待たされたという投稿が複数あります。会社も返信で遅れを認めて、体制を増やしたと書いています。
公式の説明と、実際の投稿の両方を知ったうえで頼むのが正解だと思います。数日たっても連絡がなければ、こちらから電話する。それだけで大きく変わります。
突然の訪問や電話は来ません
太陽光や蓄電池でいちばん警戒されるのが、頼んでもいないのに家に来る営業だと思います。この会社は、そこを自分で否定しています。
- 公式サイトに「訪問販売も行わない」と書かれている「店舗を持たず、訪問販売も行わないWeb特化の営業スタイル」=販売店紹介ページ
- 採用ページで、自社の営業形態を「反響営業」と説明している問い合わせてきた人にだけ連絡する形
- 申し込みフォームの上に「しつこい営業は一切いたしません」とある実際の画面で確認
また、トップページの画像の中には「相見積り大歓迎です」という一文も入っています(画像の中の文字なので、ページを検索しても引っかかりません)。
他社と比べられることを前提にしている会社だということは、いくつかの場所から読み取れます。
ただし、連絡してくるのが1社とは限りません
さきほど「工事をするのは地域の提携施工店になる場合がある」と書きましたが、それは個人情報の流れにも関係します。公式サイトの個人情報の取り扱いには、こう書かれています。
| 書かれていること | 内容 |
|---|---|
| 提携会社への提供 | 地域によって、提携会社において販売・施工・アフターケアを提供するため、提携会社に個人情報を開示する |
| 提供される項目 | 氏名・住所・電話番号(手段は電子メール) |
| 提供後に起きること | 提携会社から電話またはメールで連絡が来ることがある |
| 会社の約束 | 個人情報を売買したり、交換したり、その他の方法で不正使用することには一切関与していない |
| 止める方法 | 本人から第三者への提供停止を求められた場合は、その後の提供を停止する/情報の提供はすべて任意 |
「地域によっては、東京の本体とは別の会社からも連絡が来る」という理解が正確です。一括見積もりサイトのように何社にもばらまかれる形ではありませんが、1社だけとも限りません。
そのうえで、売買や交換はしないと明記されていて、止めたければ止められるとも書かれています。ここまで書いてある会社は多くありません。
提携先の社名は公式サイトにありませんが、見積もりのやり取りで「うちの地域はどこが工事に来ますか」と聞けば分かります。
その場で契約しても、8日は考え直せます
見積もりのあと、自宅に来てもらって説明を受け、その場で契約する。この流れになったときは、訪問販売としてクーリング・オフの対象になるのが通常です。
Webで見積もりを頼んだあとに自宅で契約した場合も、特定商取引法の訪問販売にあたるという整理が消費者庁の解説で示されています。
契約書を受け取った日から8日以内なら、書面で無条件に解約できます。ただし適用は個別の事情を総合して判断されるので、制度としてそういう守りがある、という理解で十分です。
- ✓入力は1画面・必須5つ。住所は番地まで書かなくていい
- ✓訪問販売は行わないと、会社が公式サイトに明記
- ✓見積もりは即日メールで届くと書かれている
まずは、いまの家でいくらになるかを出してもらうところからです。
やることは1つです。フォームを送って、見積もりを出してもらう。
必須は5つ、住所は市区町村まで。30秒から1分で終わります。
※対応エリアは北海道を除く46都道府県です(公式サイトの会社概要・2026年8月時点)。
申し込みの入口までは確かめられました。ただし太陽光も蓄電池も、置いてからのほうがずっと長い。次は、契約したあとに何をしてくれるのかを見ます。
契約したあと、何をしてくれるのか
補助金の申請をサポートしてくれます
設置までの流れは7段階で公開されていて、その4段階目に「契約・補助金申請サポート」と書かれています。


高い評価のクチコミでいちばん繰り返し出てくるのも、ここでした。V2Hや蓄電池の補助金は、国と自治体で申請先も期限も別々です。
書類を集めて期限を管理する手間を代わりにやってもらえるかどうかは、実際にやってみると差が大きいところです。
この会社は「定期点検には行かない」と書いています
設置したあとの点検について、この会社は方針をはっきり書いています。商品ページの記述です。
太陽光発電システムはメンテナンスフリーなので設置後のメンテナンスは不要です。(中略)住宅用太陽光発電システムは法的にも定期点検は不要ですが、エコ発電本舗ではご要望次第で迅速に対応いたします。
エコ発電本舗 公式サイト・商品ページより
「私たちの強み」のページにも同じ方針が書かれていて、1か所だけの言い回しではありません。代わりに何をするかというと、毎月、発電量を集計して会社側で管理するという説明です(2012年のコラム)。
そもそも、住宅の太陽光に点検の義務はあるのか
「何年ごとに点検を受けなさい」と決めた法律は、住宅用にはありません。太陽光発電協会も2025年6月に、住宅用について「所有者に対し点検の実施自体が定められている訳ではありません」と書いています。
ただし2017年度以降にFIT(固定価格買取制度)で設置した場合だけは、国に出した認定申請書の中で「点検の内容と周期」を自分で申告しています。
法律が周期を決めているのではなく、自分が出した計画が周期を決めるということです。
では、点検に来てくれる業者はいるのか
います。有料のサービスとして、普通に存在します。
たとえばシャープは、自社製システム限定で1回55,000円(税込・10kW未満)の点検サービスを公開しています。国の委員会が業界団体に聞き取りした相場も、5kWの家で1回あたり約3.8万円でした。
周期は太陽光発電協会などのガイドラインで、設置1年目・5年目・そのあと4年ごとが推奨されています。
つまり「点検は受けられない」のではなく、「頼めば来るが、有料」というのが実情です。ただし実際に払っている家は多くなく、FITの報告データでは2025年に設置された家の維持費のうち88%が「0円」でした。
点検に行かない理由を、会社自身が説明しています
では、この会社はなぜ行かないのか。さきほどの2012年のコラムに、理由が書かれています。
一部の販売店では定期点検とは名ばかりで、太陽光パネルの増設や屋根の張り替え、壁の塗装、お風呂場のリフォームなど、明らかに「営業」を目的として定期点検を行なっている販売店がある
エコ発電本舗 公式サイト・2012年のコラムより
「点検」を名目にした営業を避けるために行かない、という説明です。これは会社の言い分ですが、公的な統計も同じ方向を向いています。
国民生活センターは2025年6月に「太陽光発電システムの点検商法が急増!」という注意喚起を出していて、相談件数は2017年度の57件から2024年度は613件まで増えました。
整理すると、点検に来ないこと自体は悪いことでも法律違反でもなく、人が来るのを煩わしいと感じる方には、むしろ合う方針です。



顔を見て確認してほしい方は、有料の点検を受けられる会社を選ぶか、この会社に「有料でいいので来てほしい」と伝えることになります。同社も「ご要望次第で迅速に対応する」と書いています。
施工保証の年数は、買う商品によって違います
ここは見積もりを取る前に知っておいてください。公式サイトの保証ページと、商品ページで、書かれている年数が違います。
| 買うもの | 施工保証 |
|---|---|
| 太陽光・蓄電池 | 15年(同社は「業界最長15年間の長期施工保証」と説明しています) |
| ニチコンV2H(プレミアム/Plus)・シャープ Eeeコネクト | 5年 |
| ニチコン VSG3-666CN7・オムロンV2X・長州V2X・住友電工V2H | 10年 |
施工保証というのは、取り付け方が原因で起きた不具合(設置の穴からの雨漏りなど)を直してもらえる保証のことです。機器そのものの保証(メーカー保証)とは別物です。
この会社の主力はV2Hで、そのV2Hこそ5年か10年です。「業界最長15年」という言葉だけを見て、V2Hも15年だと思って契約すると、あとで話が合いません。
なお機器の保証は別に用意されていて、太陽光のパネル・パワーコンディショナが15年、蓄電池本体も15年(設置後15年のあいだに充電できる容量が60%を下回ったら対応)と書かれています。


見積もりのときに聞くことは、「この機種の施工保証は何年ですか」の1つで足ります。補助金の申請の範囲も、点検の考え方も、訪問販売をしないことも、公式サイトに書いてあるか、向こうの説明の中で出てきます。
わざわざ用意していく必要はありません。
V2Hを付けるなら、もう1つだけ足してください。「いまの契約アンペアのままで足りますか」です。さきほどのブレーカーの話が、ここに戻ってきます。
聞くことは、多くても2つだけです。あとは向こうが説明してくれます。
やることは1つです。フォームを送って、見積もりを出してもらう。
その機種の施工保証は何年か。V2Hなら、いまの契約アンペアで足りるか。
※対応エリアは北海道を除く46都道府県です(公式サイトの会社概要・2026年8月時点)。
ここまでで材料は出そろいました。最後に、この会社に頼んで良いのはどういう人なのかを、良いところと良くないところの両方から整理します。
エコ発電本舗のメリットとデメリット
申し込める条件
エコ発電本舗に見積もりを頼める条件
※対応エリアは公式サイトの会社概要にある表から。サイトの別の場所には「全国」という書き方もあります
対応エリアだけ注意してください。会社概要の表は8地方46都道府県で、北海道が入っていません。北海道にお住まいの場合は、申し込む前に対応できるか確認したほうが確実です。
メリット
良いところは、問い合わせの入口の軽さに集まっています。
- 入力する個人情報が少ない住所は市区町村まででよく、番地が要りません
- メーカーと機種を指定して見積もりが取れるすでに他社の見積もりがある人が、同じ機種で比べられます
- 見積もりは即日メールで届くと公式に書かれている訪問を受けてからでないと金額が出ない会社もあります
- 訪問販売をしないと自社が明記している営業形態も「反響営業」と説明。書いてある場所が1つではありません
- 補助金の申請をサポートしてくれる高い評価でいちばん繰り返し出てくるのがここでした
- 低い評価にも会社が返信している★1の22件中12件。遅れがあったこと自体は認めたうえで返しています
デメリット
引っかかるところは、待たされることと、条件が商品によって変わることの2つです。
- 低い評価の中心が「見積もりが出てくるまでの連絡」に寄っている★1の本文20件のうち、連絡が11件、見積もりが10件
- 施工保証の年数が商品によって15年・10年・5年に分かれている主力のV2Hは5年か10年。自分の機種が何年かは見積もりのときに確認が必要です
- 地域によっては提携会社が販売・施工・アフターケアを担当する氏名・住所・電話番号が渡ります。提携先の社名は公式サイトにありません
並べてみると、この会社は入口が軽くて、そのあとにムラがあるという形をしています。フォームは1分で終わるのに、返事が来るまでで評価が割れる。契約したあとの条件も、買う商品によって変わります。



だから付き合い方はこうなります。送るのは軽い気持ちで大丈夫。返ってきたものを、こちらが丁寧に読む。
条件に当てはまらなかった方へ
北海道にお住まいの場合は、公式サイトの対応エリアに入っていません。
また、そもそも太陽光や蓄電池を入れるべきか迷っている段階なら、会社を選ぶ前に見ておいたほうがいいことがあります。
条件に当てはまるなら、金額を出してもらうところから始めて大丈夫です。
やることは1つです。フォームを送って、見積もりを出してもらう。
※対応エリアは北海道を除く46都道府県です(公式サイトの会社概要・2026年8月時点)。
条件に当てはまるなら、見積もりを取ってみて損はない会社だと思います。ただ、そもそも太陽光や蓄電池を入れるべきかどうかで迷っているなら、話は一段手前に戻ります。
そもそも太陽光・蓄電池はやめたほうがいい?
「エコ発電本舗 評判」で検索した人に、Googleが並べて出している質問の2番目が「太陽光発電はやめたほうがいい理由は何ですか?」でした。
会社を選ぶ話と、そもそも入れるかどうかの話は、実際には地続きなのだと思います。ここで結論を出すことはしません。
判断の材料は蓄電池はやめたほうがいい?と何年で元が取れる?にまとめてあるので、迷っている方はそちらを先に読んでみてください。
よくある質問
株式会社ゼロホーム(東京都豊島区西池袋)です。設立は1969年で、もとはリフォーム会社から始まり、いまは太陽光・蓄電池の専門店です。京都にある注文住宅の「ゼロホーム」とは別の会社で、一括見積もりサイトの「エコ発」とも別のサービスです。
公式サイトの会社概要にある対応エリアは、北海道を除く46都道府県です(2026年8月時点)。サイトの別の場所には「全国」という書き方もあるので、北海道の方は申し込む前に確認してください。
公式サイトに「店舗を持たず、訪問販売も行わないWeb特化の営業スタイル」と書かれており、採用ページでも営業形態を「反響営業」と説明しています。申し込みフォームにも「しつこい営業は一切いたしません」とあります。
公式サイトには「即日メールで届く」と書かれています。ただしGoogleのクチコミには、待たされたという投稿が複数あります。会社側も返信で遅れを認め、体制を増やしたと述べています。数日たって連絡がない場合は、こちらから電話するのが早いです。
商品によって違います。太陽光と蓄電池の施工保証は15年と書かれていますが、V2Hは機種によって5年または10年です。機器そのものの保証は別で、太陽光のパネル・パワーコンディショナと蓄電池本体が15年です。
公式サイトに支払い方法の説明は見つかりませんでした。会社概要の取引金融機関に信販会社4社(ジャックス・オリコ・アプラス・セディナ)が挙げられているので、分割の取り扱いはあると考えられますが、条件までは公開されていません。見積もりのときに確認する項目です。
まとめ
エコ発電本舗について、調べて分かったことを整理します。
- 運営は株式会社ゼロホーム。設立1969年・57年続く会社で、公的登録も照合できた
- 主力はV2H。施工事例の7割がV2Hで、電気自動車を持っている人が多く使っています
- 工事は地域の提携施工店が行う場合がある。契約の相手と施工者が別になります
- Googleクチコミは483件・平均★4.2(★1は26件/2026年8月5日時点)
- 低い評価が集まっているのは、設置後ではなく見積もりが出てくるまで
- ★1の22件のうち12件に会社の返信があり、遅れがあったこと自体は認めている
- 申し込みは1画面・必須5つ。住所は市区町村まででよく、番地が要りません
- 定期点検には行かないと明記。住宅用に点検の法的義務はありません
- 施工保証は商品によって15年・10年・5年。主力のV2Hは5年か10年です
見積もりのときに確認することは1つです。その機種の施工保証が何年か。V2Hを付けるなら、もう1つ足してください。いまの契約アンペアのままで足りるか。この2つだけで、あとは向こうの説明の中で出てきます。
北海道以外にお住まいで、V2Hや蓄電池の金額を早く知りたいなら、条件を出してもらうところから始めて大丈夫だと思います。
- ✓Googleクチコミ483件・平均★4.2(★1は26件/2026年8月5日時点)
- ✓訪問販売は行わないと、会社が公式サイトに明記
- ✓補助金の申請はサポートしてもらえる
まずは、いまの家でいくらになるかを出してもらうところからです。
やることは1つです。フォームを送って、見積もりを出してもらう。
聞くのは「この機種の施工保証は何年ですか」。V2Hなら契約アンペアも。あとは向こうの説明のなかで出てきます。
※対応エリアは北海道を除く46都道府県です(公式サイトの会社概要・2026年8月時点)。
この記事を書いた人
蓄電ラボ管理人
大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事。さまざまな機器の電池設計・評価で培った知見をもとに、家庭用蓄電池の技術を中立的な立場で解説しています。






