電気代の請求を見て、「オール電化、やっぱりやばいかも」と感じていませんか。
深夜の電気の単価が上がり、燃料費調整額も高止まりするなかで、毎月の負担は以前より重くなっています。
ですが、オール電化の電気代にはまだ下げる余地が残っています。
この記事では、大手メーカーで電池開発に長年携わってきたエンジニアの視点から、条件別に試算します。時間帯別の電気料金と、充放電で失われる分まで織り込んだ数字です。
あわせて、世間ではあまり語られない「蓄電池を入れても安くならないケース」も正直にお伝えします。
売り手ではない立場から、ご自宅にとって何が効くのかを一緒に整理していきましょう。
この記事を書いた人
蓄電ラボ管理人
大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事。さまざまな機器の電池設計・評価で培った知見をもとに、家庭用蓄電池の技術を中立的な立場で解説しています。
オール電化の電気代は本当に「やばい」のか?平均額で現状を整理
「やばい」という言葉が頭をよぎるのは、多くの場合冬の請求額を見たときです。
オール電化の住宅は、暖房・給湯・調理のすべてを電気でまかなうため、ガス併用の住宅に比べて電気の使用量そのものが多くなります。
とくに気温が下がる1〜2月は、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)やエアコン暖房の消費が増え、月の電気代が一年で最も高くなりやすい時期です。
一方で、年間を通して平らに見ると、オール電化はガスの基本料金が不要になる分、トータルでは抑えられている家庭も少なくありません。
「冬だけ突出して見える」ことが、「やばい」という強い印象につながりやすいのが実情です。
オール電化世帯の電気代は、地域・家族構成・住宅の断熱性能によって大きく変わります。世帯人数別の目安は、おおむね次のとおりです(※年間ならし。地域・季節で変動します)。
| 世帯人数 | 1か月の電気代の目安 |
|---|---|
| 1人暮らし | 約9,000〜13,000円 |
| 2人世帯 | 約13,000〜17,000円 |
| 3〜4人世帯 | 約16,000〜22,000円 |
冬場(1〜2月)は、ここからさらに数千円ほど上振れするのが一般的です。まずはご自宅の請求額をこの目安と見比べ、「平均より高いのか・近いのか」を確かめてみてください。

そのうえで知っておきたいのが、同じオール電化でも契約しているプランや電力会社によって、電気の単価はかなり変わるという点です。
使い方を変えなくても、プランの見直しだけで請求額が下がる余地がある家庭は少なくありません。
こうして自宅の現状と、その内訳(基本料金・時間帯別の使用量・燃料費調整額)が見えてくると、どこに手を打てば効くのかが具体的になります。
次の章では、そもそもオール電化の電気代がなぜ高くなったのか、その原因を整理します。
なぜオール電化の電気代は高くなったのか
電気代が以前より重く感じられる背景には、おもに3つの要因があります。いずれも仕組みがわかれば、対策の方向性が見えてきます。
深夜電力の単価上昇
オール電化はもともと、割安な深夜の電気をエコキュートの湯沸かしなどに使うことで安く運用できる仕組みでした。ところが燃料価格の高騰や料金改定が重なり、深夜の単価は以前より上がっています。
新しく募集されている時間帯別プランでは、昼と夜の単価差も縮まる傾向です。
燃料費調整額の高止まり
電気料金には、火力発電の燃料コストを反映する燃料費調整額(燃調)が、使用量に応じて上乗せされます。使用電力量の多いオール電化世帯は、この影響をそのまま受けやすい構造です。
燃料価格が落ち着いても、過去の高騰分が時間差で残ることがあります。
電気代の負担軽減策の縮小
一時的に実施されていた国の電気・ガス料金の負担軽減(激変緩和措置)が、段階的に縮小・終了しました。補助されていた分だけ、実質的な負担が戻っています。
つまり「やばい」と感じる金額は、家庭の使い方が急に悪くなったというより、単価や制度の側が動いた結果という面が大きいのです。
だからこそ、プランや使い方を見直すことで取り返せる余地があります。
電気代を下げる3つの方法(プラン・深夜活用・蓄電池)
電気代を下げる方法はいくつもありますが、整理すると次の3つに集約できます。コストとハードルが低い順に並べると、取り組む順番も見えてきます。
電気代を下げる3つの方法(取り組む順)
手軽でコストの低い順に①→③。蓄電池は設備投資が大きいぶん、最後にじっくり検討します。
この記事では、①と②で土台を整えたうえで、③の蓄電池が「自分の家ではいくら効くのか」を中心に掘り下げていきます。
新電力プランの見直しで土台を下げる
電気代を下げる出発点は、いまの電力プランと電力会社の見直しです。設備投資が要らず、すぐに着手できるのに、効果が大きいことがあるからです。
オール電化向けのプランを選ぶときに見るべき軸は、おもに次の3点です。
- ・昼と夜の単価差:深夜にまとめて使う家庭ほど、夜が安いプランが向きます。
- ・基本料金(または最低料金):契約アンペアや使用量に応じてかかる固定費です。
- ・燃料費調整額の上限の有無:一部のプランは燃調に上限がなく、燃料高のときに想定より膨らむことがあります。
ご家庭の使い方(深夜の使用比率、昼間の在宅時間)によって、最適なプランは変わります。
「夜にしっかり寄せられる家庭」と「昼も在宅が長い家庭」とでは、選ぶべきプランがそもそも違うのです。
私自身も新電力に乗り換えました
参考までに、私自身の体験もお伝えします。
私も、集合住宅への転居をきっかけに電力会社を自由に選べるようになり、新電力のオクトパスエナジー(グリーンオクトパス)へ乗り換えました。
料金とあわせて「電源の中身」も基準に選んだ結果です。
ただ、私の契約は時間帯が一律のプランで、オール電化向けの「深夜が割安」なプランとは異なります。
ですので、深夜活用や蓄電池の効果は、体験談ではなく、公開データにもとづくエンジニアの中立な試算としてお伝えします。
蓄電ラボ管理人乗り換えの手続きは、ネットだけで完結しました。直近の請求の感覚は、20日間・201kWhでおよそ5,300円台です。
実質再生可能エネルギー100%の電源を選べた点も含めて、手続きのハードルは思ったより低い、というのが実際に切り替えてみた実感です。
電気代の“土台”を見直したい方へ
蓄電池を検討する前に、まず今の契約プランを見直すだけで電気代の土台が下がる家庭は少なくありません。地域と使い方から最安級のプランを無料でシミュレーションできます。
乗り換え先まで決めるなら、オール電化×蓄電池と相性が良いのが、基本料金0円の市場連動型プラン「Looopでんき(スマートタイムONE)」です。
- 基本料金0円=支払いは使った電気の分だけ。解約手数料も0円・契約縛りなしなので、合わなければいつでも無料で戻せます
- 電源料金は30分ごとの市場価格に連動。春や秋の昼間は市場価格が最安0.01円/kWhまで下がる時間帯もあり、安い時間に「使う・蓄電池に貯める」ほど効く仕組みです
- 深夜にエコキュートが動くオール電化や、昼間に充電できる太陽光・蓄電池のある家庭は、この「安い時間に寄せる」使い方を自然にやりやすい環境です
- 30分ごとの単価はアプリで確認でき、切り替えはWEB完結。送電網は今までと同じなので電気の品質は変わりません
※市場高騰時(主に夏冬)は固定単価プランより高くなるリスクあり(公式明記)。まずは無料シミュレーションで、ご自宅の使い方に合うか確かめるのがおすすめです。
蓄電池で「深夜にためて昼使う」仕組み
蓄電池で電気代を下げる仕組みは、突き詰めるとシンプルです。割安な深夜にためた電気を、割高な昼間に使うことで、時間帯による単価の差を取りにいきます。
1日に取れる差額の積み重ねが、年間の節約額になります。
たとえば、夜に1kWhを約28円でため、昼に約36円ぶんの電気の代わりに使えば、差額の約8円が浮く計算です。これを毎日くり返すイメージです。
これは東京電力スマートライフの例で、深夜27.86円・日中35.76円(2026年6月時点)。単価は契約プラン・時期・地域で変わります。


ただし、ここで2つの「目減り」を知っておく必要があります。
- ・実効容量:カタログに書かれた定格容量(例:10kWh)が、そのまま使えるわけではありません。電池を保護するために使う範囲を制限しているため、実際に使えるのは定格の8〜9割ほどです。
- ・往復効率:ためて→使うまでの充放電では、電気の一部が熱として失われます。往復でおよそ5〜15%が目減りします(往復効率85〜95%)。
この2つを織り込まないと、「カタログの容量ぶんだけ毎日得する」という計算になり、実際よりも効果を大きく見積もってしまいます。
効果を正しく見るには、この目減りを必ず差し引くことが大切です。



この2つはかけ算で効きます。使う範囲の制限(DOD=放電深度)と往復ロスを両方通すと、定格10kWhでも計算に使えるのは7〜8kWh程度です。
試算は「定格 → 実効 → 往復ロス後」の順に落としていくこと。カタログのkWhをそのまま式に入れないのが、見積もりを評価する最初のチェックポイントになります。
蓄電池で電気代はいくら下がる?容量・プラン別シミュレーション
では、蓄電池を入れると電気代は実際にいくら下がるのでしょうか。ここからは、先ほどの「目減り」を織り込んだうえで、契約プランと容量の条件別に試算します。
前提は、割安な深夜にためた電気を昼に使い、毎日おおむね1サイクル使う想定です。
容量×プラン別 年間節約額シミュレーション
| 蓄電池容量 \ 契約プラン | 昼夜差 約8円標準プラン (新規で入れる) |
昼夜差 約15円大型割引・旧プラン (新規受付終了) |
|---|---|---|
| 5kWh | 年間 約0.5〜0.8 万円 | 年間 約1.5〜2 万円 |
| 7kWh | 年間 約0.7〜1.1 万円 | 年間 約2〜3 万円 |
| 10kWh | 年間 約1.0〜1.5 万円 | 年間 約3〜4 万円 |
※往復効率(約85〜95%)と実効容量(定格の8〜9割)を差し引き、割安な深夜にためた電気を昼にほぼ1サイクル使う前提の目安。幅は稼働率(昼に使い切れる割合)で変わります。容量が大きいほど得とは限りません。単価は2026年6月時点・契約プラン・地域で変動。「大型割引・旧プラン」(電化上手など)は新規受付を終了しています。
ケース1:いま新規で入れる標準的なオール電化プラン(昼夜差 約8円)
新しく募集されている時間帯別プランは、昼と夜の単価差がおよそ8円前後です(例:東京電力スマートライフは深夜27.86円・日中35.76円、2026年6月時点)。
この条件で往復ロスを差し引くと、年間の節約額は10kWhクラスでおよそ1.0〜1.5万円。上のマトリクスの「標準プラン」列がその目安です(※単価は時期・地域で変動)。



幅が出るのは、ためた電気を昼にどれだけ使い切れるかで変わるからです。日中も在宅して電気を使う家庭ほど、上のほうの数字に近づきます。
反対に、日中はほとんど留守という家庭では、ためた分が余りやすく、下のほうにとどまりがちです。
標準的なプランでの蓄電池単体の節約効果は「派手ではない」水準です。先ほど見た世帯別の電気代と照らすと、年間の電気代の数%程度、というイメージになります。
だからこそ、まずプランの見直しで土台を下げておくことが、家庭によってはより効きます。
とはいえ、これはあくまで標準プランで経済性だけを見た場合の話です。
昼夜差の大きいプランや太陽光がある家庭なら効きは変わりますし、停電に備える防災面の価値や、今後の電気代上昇への備えという側面もあります。
蓄電池が自宅で効くかどうかは、最終的には契約プランと使い方しだいです。
ケース2:昼夜差の大きいプランを契約している場合(昼夜差 約15円)
「電化上手」などの旧プラン(現在は新規受付を終了)を契約中の家庭では、話が変わります。
電化上手も近年は夜間の単価が引き上げられましたが、それでも昼のピーク料金との差は夏場でおよそ15円と、標準の新プランより大きいままです。
同じ10kWhでも、夏場を中心に年間3〜4万円ほどの試算になることがあります(夜間が12円台と安かった値上げ前は年5万円を超える試算でしたが、値上げで差は縮小しています)。
つまり、いま契約しているプラン次第で、蓄電池の効果は大きく変わるのです。
蓄電池の節約額はこう決まる
容量 × 単価差 × 実際に使い切れた量
容量を大きくすれば必ず得、とはならないのはこのためです。
なお、ここで扱っているのは「年間でいくら下がるか(節約額)」です。
「設備代を含めて何年で元が取れるか(回収年数)」は、蓄電池は何年で元が取れる?取れない?で条件別に試算しています。
自宅に合う容量と費用を知るには
自宅の電気の使い方に合った容量と費用は、複数社の見積もりを見比べるのが近道です。容量と費用のバランスを、この記事の知識で評価できます。
※見積もりサイトの選び方は→見積もりサイトの選び方・使い方。
「蓄電池を入れても安くならない」のはどんなケースか
ここまで「下がる」話をしてきましたが、蓄電池を入れても電気代がほとんど変わらない、むしろ思ったほど下がらないケースも確かに存在します。
高額な投資だからこそ、当てはまるものがないかを先に確認しておきましょう。
「蓄電池を入れても安くならない」6つのチェックポイント
当てはまる項目が多いほど効きにくい傾向です。ただし「蓄電池がダメ」という意味ではなく、条件が合えば効き・合わなければ効きにくい、というだけのことです。
ここで大切なのは、これらは「蓄電池がダメ」という話ではなく、条件が合えば効き、合わなければ効きにくい、というだけのことだという点です。
ご自宅がどちらに近いかを見極められれば、判断を誤りません。
蓄電池そのものを導入すべきか迷っている方は、経済性以外も含めた総合的な判断軸を蓄電池はやめたほうがいい?後悔しない判断基準でまとめています。
太陽光なしのオール電化でも蓄電池は得になるのか
「うちは太陽光がないけれど、オール電化に蓄電池だけ入れても得になるの?」——これはよくいただく疑問です。
結論から言うと、太陽光がなくても、契約プラン次第で「条件付きの得」になります。
太陽光がない場合、蓄電池の節約原資は「深夜と昼の単価差」だけになります。そのため、
- ・昼夜差の大きいプランを契約中の家庭 → 得になりやすい
- ・新規の標準プランで昼夜差が小さい家庭 → 効果は控えめ(まずプランの見直しで土台を下げる方が効くことも)
という分かれ方をします。加えて、蓄電池単体には「停電への備え」という防災面の価値もあります。経済性だけで割り切れない部分も、判断材料に入れてよいでしょう。
自分の家が「得になる側」かどうかは、いまの契約プランと昼間の使い方しだいです。
まずは複数社の見積もりで、自宅に合う容量と費用、そして節約の見込みを確認するのが近道になります。
(なお、太陽光があれば「買わずに済む電気」が増え、経済性はさらに上がります。太陽光ありの場合の活かし方は太陽光の自家消費率を上げるコツをご覧ください。)
オール電化向け蓄電池の選び方(容量・費用・補助金の目安)
蓄電池を前向きに検討する段階になったら、「容量・費用・補助金」を押さえます。
ただし、それぞれ詳しく解説した記事があるため、ここでは要点と目安だけにとどめ、深掘りはリンク先に譲ります。


容量の目安
オール電化世帯では、2人暮らしで5kWh前後、4人家族で8〜10kWhが一つの目安です。ただし「大きいほど安心」で選ぶと使い切れず、費用対効果が落ちます。
世帯人数や使い方からの選び方は、蓄電池10kWhはどれくらい使える?容量の目安で診断できます。
費用の目安
蓄電池の本体+工事費は、容量や機種によって幅があります。長く使う設備のため、価格だけでなく寿命や保証もあわせて見ます。
電池の寿命と保証の読み方(SOH:State of Health=新品時を100%とした現在の容量の維持率)は、蓄電池の寿命は何年?で解説しています。
補助金の目安
国のDR補助金(デマンドレスポンス=電力の需給に応じて蓄電池を制御する仕組みに対応した機器への補助)は2026年5月末で予算上限に達し、受付を終了しました(再開は2027年度の見込み)。
現在は自治体の助成が中心です。とくに東京都は手厚く、東京都の蓄電池補助金はいくら?で容量別の実質負担を試算しています。なお、国・自治体をまたいだ補助金の全体像は蓄電池の補助金はいくら?(全国版)で3層に整理しています。
申請の書類まで会社側で進めてくれる都内の施工会社は、東京で蓄電池を頼める4社の比較にまとめています。一括見積もりサイトではないので、連絡が来るのは申し込んだ1社だけです。
機種選びでは、電池の種類(長寿命のLFP/エネルギー密度の高いNMCなど)や、パワコン(パワーコンディショナー=電池の直流を家庭用の交流に変換する機器)の構成も関わります。
ただ最終的には、複数社の見積もりを比べて内容を評価するのが確実です。見積書のどこを見ればよいかは、蓄電池の見積書を読み解く5評価軸にまとめています。
オール電化×蓄電池が向く家庭・向かない家庭
最後に、ここまでの内容を「向く家庭・向かない家庭」として整理します。



高い買い物なので、向かないケースを先に確認してから、向くケースに当てはまるかを見る順番が安全です。
先に「急がなくてよい条件」を見て、当てはまらなければ、そこから前向きに検討していきましょう。
蓄電池の節約効果が出にくい家庭
- ・新規の標準プランで、昼夜の単価差が小さい
- ・太陽光がなく、日中は留守がち(ためた電気を使い切れない)
- ・必要以上に大きな容量を検討している
これらに当てはまる場合は、まずプランの見直しで土台を下げるほうが、費用対効果は高くなりがちです。蓄電池は急がず、防災面の価値も含めてじっくり検討して問題ありません。
蓄電池の効果が出やすい家庭
- ・昼夜差の大きいプランを契約している、または太陽光がある(検討できる)
- ・昼間に電気を使う場面があり、ためた電気を使い切れる
- ・補助金が手厚い地域(東京都など)に住んでいる
- ・停電対策としての安心にも価値を感じている
当てはまる項目が多いほど、蓄電池は前向きに検討する価値があります。
よくある質問(FAQ)
多くの家庭で、給湯(エコキュート)と冬の暖房が大きな割合を占めます。深夜の割安な時間に給湯を寄せられているかが、まず効くポイントです。
ゼロにはなりません。蓄電池は「買う電気を減らす」設備で、充放電のロスもあります。太陽光と組み合わせても、夜間や悪天候時には電気を買う場面が残ります。
オール電化向けの時間帯別プランは今も契約できます。ただし、昼夜差が大きかった旧来の大型割引プランは新規受付を終了しているものが多く、現行プランは昼夜差が縮小する傾向です。
使える制度があります。国や自治体の補助は蓄電池単体でも対象になることが多く、とくに東京都は手厚めです。金額の目安は前章の「補助金の目安」でふれています。
まるごとは使えません。電池を保護するための使用範囲の制限と、充放電の往復ロスで、実際に使えるのは定格より少なくなります。電気代の試算では、この目減りを差し引いて考えるのが正確です。
ネットでの手続きに抵抗がない方には、手軽でおすすめできます。一方、対面でのサポートを重視する方や、ネット手続きが苦手な方には不向きな面があります。ご自身の比較で選びたい方は、エネチェンジのような電力比較サービスから複数社を見比べるのも良い方法です。
まとめ:慌てず、自宅の条件から整理すれば下げられる
オール電化の電気代は「やばい」と身構えてしまいがちですが、現状を数字で把握し、自宅の条件に合う方法から手を打てば、落ち着いて下げられます。要点を3つに整理します。
電池開発の現場から見ても、蓄電池は「条件が合えば確実に効く」設備です。逆に言えば、条件を見極めることが何より大切です。
まずは土台のプランを整え、必要に応じて蓄電池の見積もりで、自宅に合う容量と費用を確認していきましょう。
あなたはどのタイプ? ― 目的別の進め方
① 蓄電池だけを検討したい → 容量と費用を複数社で比較
※上記は各サービスへの広告(アフィリエイト)リンクです。申し込んだ後の流れが不安な方はグリエネに実際に申し込んで分かった入口・断り方もどうぞ。見積もりサイトの選び方は→見積もりサイトの選び方・使い方。
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