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東京で蓄電池を入れると決めたら、次は工事を頼む会社を選ぶことになります。都と区の助成は契約する前に申請する決まりなので、会社選びと補助金の手続きは同時に動き出します。
ところが「東京都の補助金に対応」とうたう会社を検索して並べても、広告の文句が似ていて違いが分かりません。
この記事では、東京都内に本社を置き、東京都の助成に対応している4社が、それぞれどんな会社で、何を公表しているのかをまとめます。省エネタイガー・えねこ・節電プロ・ECODAの4社です。
- 4社がそれぞれどんな会社か運営している法人・本社の場所・公表している許認可や保証の内容を、そのまま横に並べます
- 補助金の申請をどこまで代行するか東京都の助成は事前申込・交付申請・実績報告の3段階。どこまでを引き受けるかは会社ごとに公表のしかたが違います
- 申し込んだあと、何が起きるか連絡は何社から来るのか、訪問はあるのか、入力にどれくらいかかるのか。4社とも実際にフォームを開いて確かめました
各社の情報は2026年8月11日時点のものです。申込フォームの確認は2026年7月下旬から8月上旬に蓄電ラボが実際に操作しました。
東京で蓄電池を頼む先は、大きく2種類ある
蓄電池を頼む先は、大きく2つに分かれます。ひとつは一括見積もりサイト、もうひとつは販売から施工まで自社で行う会社です。同じ「見積もりを取る」でも、そのあと起きることがかなり違います。
| 頼み先 | 申し込むと何が起きるか |
|---|---|
| 一括見積もり サイト (全国対応) | 1回の入力で複数の会社に届く 連絡は複数の会社から来る 金額を並べられるので相場が分かる サイト自体は工事も補助金の申請もしない |
| 東京の会社に 直接 この記事で解説 | 1社ずつ申し込む 連絡が来るのはその1社だけ 補助金の申請を会社が代行する 1社だけでは金額が妥当か判断できない |
この記事で扱うのは後者です。4社とも一括見積もりサイトではなく、自社で販売して施工まで行う会社なので、申し込むとその会社の担当者が付きます。そのぶん補助金の書類も会社側で進めてもらえます。
- まず相場の感覚をつかみたい段階の方この4社はいずれも施工会社です。金額を並べて比べたい段階なら、全国対応の一括見積もりサイトを比べた記事のほうが向いています
全国対応のサービスについては、蓄電池の見積もりサイトを比べた記事で別にまとめています。相場を知るのが目的ならそちらからどうぞ。

都内4社は、それぞれこんな会社
4社に共通しているのは、いずれも東京都内に本社(本店)があり、東京都の助成に対応していることです。ただ、会社の成り立ちも扱う範囲もかなり違います。まず「自分が対象に入るか」と「その会社の持ち味」の2つで並べます。
| 会社 | 対象と、この会社の持ち味 |
|---|---|
| 省エネタイガー 株式会社PFA (西東京市) | 対象:東京都の戸建て(持ち家) 都の共同購入事業で、施工を担当する会社に選ばれています 取扱メーカーは15社。塗装や屋根も扱うリフォーム総合会社 |
| えねこ 株式会社えねこ (渋谷区) | 対象:東京都のみ(離島を除く) 補助金が下りなかったときの補填を掲げています(現金でお支払いの方が対象) 2025年に法人番号が指定された新しい会社 |
| 節電プロ 節電プロ株式会社 (足立区) | 対象:東京都の戸建て(持ち家) グループ会社が蓄電池を海外から直接買い付け 提案は太陽光と蓄電池のセットが基本 |
| ECODA (エコダ) 株式会社ECODA (渋谷区) | 対象:東京都向けの申込ページあり(神奈川・埼玉・千葉・愛知にも支店) 建設業許可と電気工事業の登録を自社名で公開 製品20年・施工5年・自然災害10年の保証を公表 |
各社の公式サイトから2026年8月11日時点で確認できた内容です。なお4社とも戸建て(持ち家)向けで、マンション・賃貸は対象外です。ECODAは申込フォームでマンションを選ぶと送信できない形、節電プロはFAQで「戸建て所有者限定」と明記しています。
ここで「なぜ東京都だけなのか」と思われたかもしれません。理由は、東京都の助成が国より大きいからです。そこに区の上乗せが重なります。
そのかわり申請は都と区で2回、様式も締め切りも別になります。なお東京都は、太陽光が付いていなくても再生可能エネルギーの電力メニューを契約していれば申請できます。
東京都に絞ったサービスが並ぶのは、この助成と書類があってこそです。東京都にお住まいなら、そのまま使える立場にいます。
ここから1社ずつ見ていきますが、先に結論です。
- 東京都の助成を、代行する範囲まで区切って公表している事前申込・交付申請・実績報告のどこを担当するのかまで書いているのは、4社でここだけでした
- 東京都の共同購入事業で、施工を担当する会社に選ばれている第三者の審査を通った実績を公表しているのも、4社でここだけです
ただし補助金が下りるか不安ならえねこ、許認可と保証で選ぶならECODAというように、選ぶ軸が変われば答えも変わります。
省エネタイガー|東京都の共同購入に選ばれたリフォーム会社
省エネタイガーは、東京都西東京市に本店を置く株式会社PFAが運営するブランドです。太陽光や蓄電池のほか、塗装・屋根・外装内装まで扱うリフォーム総合会社で、エネルギー分野をこの名前で展開しています。
4社のなかで目を引くのは、東京都の共同購入事業で施工を担当する会社に選ばれていることです。
共同購入は都が参加者をまとめて募って価格を抑える仕組みで、施工を任される会社は財務状況やアフター対応の体制を審査されたうえで選ばれます。第三者の審査を通った実績が公表されているのは、4社ではここだけでした。
ひとつ補足します。共同購入に参加していなくても、個人で直接申し込めます。共同購入は参加できる自治体と募集の時期が決まっている別の仕組みなので、ここでは「審査を通っている会社」という見方をしてください。
- 補助金は事前申込から実績報告まで一貫して支援申請のサポートは工事費に含まれ、追加費用はかからないと明記されています。月間約60件以上の申請を支援していると公表しています
- 取扱メーカーは15社住友電工・パナソニック・ダイキン・三菱電機・長州産業など。現地調査のうえで最適なメーカーを提案するとしています
- 相見積もりを推奨とFAQに明記「当社でも相見積もりを推奨しております」と自社で書いています。他社と比べてから決めても問題ありません
- 連絡が来るのは1社だけ個人情報は原則として第三者に提供しないとプライバシーポリシーで明記しています。電話は来ますが、来るのはこの会社からだけです
ひとつ、対象から外れる条件があります。売電契約の途中の方は設置できません。FAQに「売電契約中は余剰電力の取り扱い上、蓄電池の設置はできません。契約満了後に改めてご相談ください」と書かれています。
20年の固定価格買取が続いているご家庭は、満了を待つことになります。
- ✓東京都・戸建てにお住まいの方
- ✓補助金の書類を書く時間がない方
- ✓工事と申請の窓口をひとつにしたい方
東京都と区の助成を、申請までまとめて任せたい方へ
省エネタイガーは、東京都の助成について事前申込から交付申請、実績報告までを続けて支援すると公表しています。申請のサポートは工事費に含まれ、別料金はかからないと明記されています。
郵便番号を入れると都道府県と市区町村が自動で入ります。相談したうえで契約しないという選択もできます。
無料。東京都・戸建てにお住まいの方が対象です。会社の評判はこちらの記事にまとめています。
えねこ|補助金が下りなかったときの補填を掲げる会社
えねこは、東京都渋谷区に本社を置く株式会社えねこが運営しています。資本金9,900万円、社員数は30名(グループ会社を含む・2026年2月時点)。2025年に法人番号が指定された、比較的新しい会社です。
対応エリアは東京都のみで、4社のなかでもっとも範囲を絞っています。営業時間は8時から21時、定休日なしの年中無休です。
- 東京都の補助金が不交付だったときの補填を掲げている不足分を全額補填するとしています。※現金でお支払いの方に限ります/東京都の助成要件を満たして申請した場合が対象です
- 初期費用0円のしくみがある製品代も工事費も信販会社がまとめて先払いする形で、工事前の持ち出しは不要としています
- メリットが薄ければ勧めないと明記「経済的メリットが薄いと判断した場合は、正直に導入しないほうが良いとお伝えする」「強引な営業を社則で禁止している」と公表しています
- 訪問は避けられる設置可否の確認のため通常は自宅を訪問しますが、オンライン・電話・LINEでの相談や見積もりも可能としています
進め方を決めるときに関わってくるのが、補填の対象は現金でお支払いの方に限られるという点です。もうひとつの目玉である初期費用0円は信販会社を使う仕組みなので、こちらを選んだ場合は補填の対象から外れます。
どちらで進めるかで条件が変わります。
節電プロ|蓄電池を海外から直接仕入れる商社グループ
節電プロは、東京都足立区の節電プロ株式会社(2019年11月設立・資本金1,000万円)が運営するサービスです。
同じ住所にビーシーエスジャパン株式会社(2014年設立)があり、節電プロはこのグループが提供するサービスとして案内されています。
特徴は、安く出せる理由を仕入れの側から説明していることです。ビーシーエスジャパンは太陽光パネルや蓄電池を海外のメーカーから直接買い付けていると公表しており、間に商社を挟まないぶん価格を抑えられるとしています。
同社は一般建設業許可(東京都知事許可(般-2)第152705号)と宅地建物取引業免許(東京都知事(2)第97024号)も持っています。
- 対象は東京都の戸建て(持ち家)FAQで「現在東京都のみ対応」「戸建て所有者限定」と明言し、申込フォームの入力欄の上にも同じ内容を赤字で書いています
- 太陽光と蓄電池のセットが基本蓄電池だけを検討している場合は、最初の相談でその旨を伝えてください
- 流れはフォーム送信 → 電話 → 訪問申込後に担当者から説明の電話があり、そのあと自宅を訪問して提案という形です。資料の送付だけには対応していません
- 連絡が来るのは1社だけ同意なく第三者に個人情報を提供しないとプライバシーポリシーに明記しています
調べていると「節電プロ」と「BCS JAPAN」の2つの社名が出てきて戸惑うかもしれません。グループの関係にある別の会社で、窓口が節電プロ、仕入れや施工の体制がグループ全体、という整理になります。
対象は東京都の戸建て(持ち家)。FAQとフォームの両方で、はっきりそう書いている会社です。
対象は東京都の戸建て(持ち家)です。資料の送付だけには対応しておらず、訪問での相談が前提になります。
口コミの中身と申し込みの窓口は、節電プロの記事にまとめています。
ECODA|許認可と保証の条件を自社名で公開している会社
ECODA(エコダ)は、東京都渋谷区に東京本店を置く株式会社ECODAが運営しています。神奈川・埼玉・千葉・愛知にも支店があり、会社としては全国に対応していますが、東京都向けの申込ページを別に用意しています。
4社のなかで、契約にまつわる条件をもっとも細かく公開しているのがこの会社です。建設業許可(東京都知事 許可(般-7)第160515)と電気工事業の登録(都)第2512386号)を、どちらも自社名で公開しています。
- クーリング・オフを自社で明記契約日から8日以内ならキャンセルや交換ができ、キャンセル料も交換の手数料もかからないとしています
- 追加費用が出ない前提を明記「ご契約いただいた内容以上の追加工事や追加費用は一切発生しない」と書いています
- 保証は3種類に分かれている製品保証が最長20年、施工保証が5年、自然災害補償が最長10年。サービス案内ページに記載があります
- 訪問販売は行わないと公表2026年4月30日付の案内で「当社は訪問販売を行っておりません」「連絡は問い合わせいただいたお客様に対してのみ」と明記しています
- 向かない人には勧めないと明記「電気代が月1万円未満の一人暮らし世帯など、導入メリットが薄い場合は無理におすすめしない」としています
保証について1点補足します。同社のコラム記事では施工保証を最大15年と書いており、サービス案内ページの5年とは開きがあります。
保証は製品・施工・自然災害の3種類がそれぞれ別の年数なので、実際に適用されるのは契約書に記載された年数です。
取扱メーカーはシャープ・パナソニック・カナディアンソーラー・京セラ・長州産業などを挙げています。
Googleマップの口コミが4社でいちばん多く、低い評価にも会社から返信が付いています。
東京都向けの申込ページがあり、会社の問い合わせ窓口は東京都以外からも送信できます。
口コミの中身と申し込みの窓口は、ECODAの記事にまとめています。
補助金の申請は、どこまで代行してもらえるのか
東京都の助成は、書類を一度出せば終わりではありません。契約の前に出す「事前申込」と、工事のあとに出す「交付申請兼実績報告」の2段階があります。区の助成を併せて使う場合は、区の分がさらに別に必要です。
この書類を誰が書くのかは、会社によって公表のしかたが違います。
| 会社 | 補助金の申請について公表している内容 |
|---|---|
| 省エネタイガー | 事前申込から交付申請、実績報告まで一貫して支援すると明記。申請サポートは工事費に含まれ追加費用なしとしています |
| えねこ | 東京都の補助金を活用した導入を掲げ、申請の支援を行うとしています。不交付だった場合の補填も掲げています(現金払いが条件) |
| 節電プロ | 補助金の申請サポートを掲げています |
| ECODA | 補助金の申請実績を掲げています |
どこまでを含むのかまで書いているのは省エネタイガーだけでした。ほかの3社は「申請をサポートする」とは書いていますが、事前申込から実績報告までのどこを担当するのかは、公表されている資料からは読み取れませんでした。
相談のときに範囲を聞くと早く決まります。
また、区の助成については4社とも触れていません。東京都の助成と区の助成は別の制度で、書類も別に出します。区の分まで代わりに出してもらえるかは、公表資料では確認できませんでした。

契約より前に「事前申込」を出す
東京都の助成でいちばん事故が起きやすいのが、契約と事前申込の順番です。見積もりを見て納得したその場で契約書にサインすると、助成が受けられなくなることがあります。
契約締結(購入・設置・保険加入)を行う前に「事前申込」が必要。事前申込受付通知(メール)の受信日以降から工事契約が可能
東京都「家庭における蓄電池導入促進事業」申請の手引き
つまり、事前申込を出して受付通知のメールが届くまでは契約しないということです。全体の流れは次の7段階になります。
- 事前申込を出す
- 事前申込受付通知(メール)が届く
- 事前申請申込受領通知(郵送)が届く
- ここから契約・着工・支払い
- 交付申請兼実績報告を出す
- 交付決定通知が届く
- 振込(交付決定通知の送付から1〜2か月程度)
見積もりの段階でこの順番を知っておくと、担当者に「事前申込はいつ出しますか」と聞けます。答えられる会社は、東京都の助成を実際に何度も通しています。
- 令和8年10月1日から、対象になる機器が変わります10月1日以降に事前申込をする場合、令和8年度の国の事業でSIIに登録された機器だけが対象になります。それ以前の年度に登録された機種は対象から外れます
- 9月中に事前申込まで進めておくと安全です見積もり・機種の決定・事前申込には数週間かかります。今から動くなら、9月中に事前申込を出せる想定で相談してください
東京都の助成が使える3つの条件
東京都の助成には、太陽光か電力メニューに関する条件があります。次の3つのうち、どれかひとつを満たしていれば対象です。
東京都の助成|どれかひとつを満たせば対象
※ 制度の全体像と23区それぞれの助成額は、東京都の蓄電池補助金をまとめた記事で解説しています。
太陽光がないご家庭でも、電力メニューの切り替えという道があります。詳しくは東京都の蓄電池補助金をまとめた記事をご覧ください。

申請の範囲まで決めてから進めたい方へ
省エネタイガーは東京都の助成について、事前申込・交付申請・実績報告までを一貫して支援し、そのサポートは工事費に含むと自社サイトで明記しています。
区の助成も併せて出せるかは会社ごとの判断になるため、相談のときに「区の分も出してもらえますか」と伝えてみてください。
無料。東京都・戸建てにお住まいの方が対象です。省エネタイガーの評判はこちらの記事にまとめています。
申し込むと、そのあとどうなるか
フォームを送ると、担当者から連絡が来ます。ここでいちばん多い不安は「何社から電話が来るのか」だと思います。
4社とも、同意なく個人情報を第三者に提供しないとプライバシーポリシーで明記しています。つまり、申し込んだ1社からしか連絡は来ません。一括見積もりサイトは複数社に情報が渡るので、ここが大きな違いです。
そのあとは訪問での相談になります。設置場所や搬入経路、分電盤の位置は現地を見ないと決まらないためです。

もうひとつ、あとから効いてくるのが連絡の取り方です。契約したあとも工事の日程や書類のやりとりが続くので、電話だけか、文字でも残せるかで手間が変わります。
| 会社 | 連絡の取り方について分かっていること |
|---|---|
| 省エネタイガー | 口コミ88件のうち10件がLINEでのやりとりに触れ、「メールより気軽」「返信が早い」と書かれています。4社でいちばん多い言及数でした |
| えねこ | オンライン・電話・LINEでの相談と見積もりに対応すると公式に明記。口コミ96件では1件が「LINEで一つ一つ丁寧に回答してもらえた」と書いています |
| 節電プロ | 訪問での相談が前提です。社名が2026年2月にできたばかりで、口コミ自体がまだ集まっていません |
| ECODA | 「電話・メール・SNS・LINEでの連絡は、問い合わせた方にのみ行う」と公式に明記。口コミではLINEの話がいちばん多く、低い評価でいちばん多い不満も連絡・返信の遅さでした |
口コミの件数は、蓄電ラボが2026年7月末にGoogleのクチコミを全件読んで数えたものです(省エネタイガー88件・えねこ96件・ECODA 234件)。
LINEが使えると、日程や書類のやりとりが文字で残るので後から確認しやすくなります。ただ、LINEに対応していることと、返事が早いことは別です。
中身はそれぞれの評判記事にまとめています(省エネタイガー/えねこ/節電プロ/ECODA)。
入力の手間も測りました。どの会社の広告にも「30秒」「かんたん」と書いてありますが、実際に開くと差があります。
| 会社 | 入力の量 | 送信までの流れ |
|---|---|---|
| 省エネタイガー | 6画面 8項目 | 確認画面なし 同意チェックなし |
| えねこ | 1画面 9項目 | 確認画面なし 送信=同意 |
| 節電プロ | 1画面 7項目 | 確認画面なし 同意チェックなし |
| ECODA | 1画面 6項目 | 確認画面なし 同意チェックなし |
2026年7月下旬から8月上旬に、蓄電ラボが各社の公式ページを実際に操作して確認しました。個人情報は入力せず、送信もしていません。ECODAは東京都向けの申込ページの数値です。各社が仕様を変更している可能性があります。
4社とも、入力した内容をまとめて見直す確認画面はありませんでした。送信ボタンを押すと、そのまま申し込みが完了します。電話番号とメールアドレスだけは、押す前にご自分で見ておいてください。
なお、入力欄のすぐ上に「東京都の戸建て持ち家限定」とはっきり書いてあるのは節電プロだけでした。ただしその欄も書き換えられるので、4社とも東京都以外の住所で送信すること自体はできます。
各社の対応エリアは前半の表のとおりです。
いまの状態で、どこから始めるか
4社それぞれの向き不向きは各章のとおりです。ここでは、まだ4社を選ぶ段階に来ていない場合をまとめます。当てはまるカードを1枚だけ見てください。
いまの状態別・次の一手
見積もりを見る前に回収年数の目安を持っておくと、金額を見たときの判断が早くなります。やめたほうがいいと言われる理由と何年で元が取れるかの計算を先にどうぞ。
この4社はいずれも施工会社なので、申し込むと担当者が付きます。金額だけ並べたい段階なら、全国対応の一括見積もりサイトを比べた記事のほうが早く比べられます。
申請の担当範囲を事前申込から実績報告まで明記しているのは省エネタイガーです。工事と申請の窓口がひとつになります。省エネタイガーに相談すると、6ステップの申込フォームに進みます。
東京都の助成は、契約より前に事前申込を出す決まりです。その場でサインすると助成が受けられなくなることがあります。見積書と契約書のどこを見るかは訪問販売の手口と見極め方の記事にまとめています。
※ どれか1つに絞る必要はありません。複数に相談してから決めても構いません。ほかの3社は、各社の章のボタンからそれぞれの窓口へ行けます。
各社をもっと詳しく知りたい場合は、省エネタイガーの評判・えねこの評判・節電プロの評判・ECODAの評判をそれぞれまとめています。
よくある質問
問題ありません。ただし4社とも訪問での相談が前提になるため、同じ説明を4回聞くことになります。まず2社にとどめて、金額が離れていたら追加する進め方をおすすめします。
送信できたことと、対象であることは別です。この記事で確認した4社のうち3社は、申込フォームが東京都以外の住所を止めませんでした。最初の連絡で住所と住宅の種類を伝えれば、その場で分かります。
4社とも戸建て(持ち家)向けで、マンション・賃貸は対象外です。ECODAはフォームでマンションを選ぶと送信できず、節電プロもFAQで戸建て所有者限定と明記しています。
各社の公表資料では確認できませんでした。東京都の助成と区の助成は別の制度で、書類も別に出します。相談のときに「区の分も出してもらえますか」と分けて伝えると確実です。
東京都の助成を使う予定なら契約は待ってください。事前申込を出して受付通知のメールが届いた日以降でないと、工事契約ができない決まりです。順番を間違えると助成が受けられなくなります。
母数や期間が書かれていない数字は、そのまま会社どうしの比較には使えません。数字を見比べるより、事前申込から実績報告までのどこを担当するのかを範囲で聞くほうが確実です。
まとめ
東京都内に本社を置き、東京都の助成に対応している4社を並べました。どの会社がどんな方に向いているかを、もう一度まとめます。
| 会社 | 向いている方(かっこ内は条件から外れる方) |
|---|---|
| 省エネタイガー | 東京都の戸建てで、補助金の書類まで任せたい方 メーカーを幅広く比べたい方(取扱15社) (売電契約が続いているご家庭は設置できません) |
| えねこ | 補助金が下りるか心配な方(不交付なら補填) 訪問なしで話を進めたい方 (補填は現金払いが対象。0円プランでは外れます) |
| 節電プロ | 太陽光と蓄電池をまとめて入れたい方 価格の理由まで納得したい方 (訪問での相談が前提です) |
| ECODA | 許認可や保証の条件を見て決めたい方 訪問販売が不安な方 (電気の使用量が少ないご家庭は向きません) |
- 都内4社は省エネタイガー・えねこ・節電プロ・ECODA。いずれも一括見積もりサイトではなく施工まで行う会社
- 申し込んで連絡が来るのは1社だけ。4社とも同意なく個人情報を第三者に提供しないと明記している
- 補助金の申請をどこまで担当するか、範囲まで書いているのは省エネタイガーだけだった
- 東京都の助成は契約より前に事前申込。受付通知のメールが届いてから契約する
- 10月1日から対象機器が令和8年度のSII登録品に変わる。9月中の事前申込が安全
1社だけでは、その金額が妥当かどうか判断できません。まず2社に声をかけて、金額と申請の範囲を並べてみてください。
東京都・戸建てで、申請までまとめて任せたい方
省エネタイガーは東京都の助成について、事前申込から交付申請、実績報告までを一貫して支援すると公表しています。申請サポートは工事費に含まれ、追加費用はかからないとしています。
申込フォームは6ステップで1分半から3分ほど。相談したうえで契約しないという選択もできます。
無料。相談だけでも利用できます。会社の評判はこちらの記事にまとめています。
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蓄電ラボ管理人
大手メーカーでリチウムイオン電池の開発に長年従事。さまざまな機器の電池設計・評価で培った知見をもとに、家庭用蓄電池の技術を中立的な立場で解説しています。
